文部科学省は2021年3月9日、「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」のこれまでの5年間の成果および次期事業(EDU-Portニッポン2.0)の方向性について広く議論し共有するシンポジウムを開催。対面とオンライン配信のハイブリッド方式で行う。 同省大臣官房国際課は2016年(平成28年)に日本型教育の海外展開官民協働プラットフォーム事業(EDU-Portニッポン)を立ち上げた。日本型教育の海外展開のモデルとして掲げるのに適した事業を、プラットフォームを通じ集中的に支援し、併せて成果・課題を検証、共有することで日本型教育の海外展開・推進に資することを目的としている。 シンポジウムでは、文部科学省が2020年度の事業全体の報告およびEDU-Portニッポン2.0の方向性について説明を行うほか、京都⼤学⼤学院教育学研究科の⾼⼭敬太教授が「日本型教育の海外展開の在り方に関する調査研究」を報告。さらに、EDU-Portパイロット事業活動について大学や企業などの事業者が紹介する。 「EDU-Portニッポンのこれまでとこれからと」をテーマにパネルディスカッションも行われる。ゲストは東京⼤学・慶應義塾⼤学の鈴⽊寛教授、東京⼤学⼤学院教育学研究科の北村友⼈准教授、京都⼤学⼤学院教育学研究科の⾼⼭敬太教授など。そのほか、ポスターセッションなども予定されている。 参加は対面式とオンライン配信から選択できる。申込みはWebサイトから行う。申込締切は2月26日午後5時まで。会場参加の定員は100人程度を予定し、先着順で受け付ける。オンライン参加(定員なし)での参加者には、前日に参加URLを送る。当日の言語は日本語で、対面・オンライン配信ともに英語の同時通訳がある。◆EDU-Portシンポジウム 「EDU-Portニッポンのこれまでとこれからと-5年間の成果と日本型教育の海外展開と未来を探る-」日時:2021年3月9日(火)14:00~17:30場所:全国都市会館2階大ホール(東京都千代田区平河町2-4-2)またはオンライン会場定員:100人(先着順)申込方法:Webサイトから申し込む申込締切:2月26日(金)17:00