北海道大学高等教育研修センターは、教育機関関係者を対象としたオンラインセミナー「受講生250名のハイブリッド授業の実践例~大人数講義科目の標準を探る~」を、2021年3月5日に開催する。 北海道大学の2020年度後期は、新型コロナウイルスの感染予防対策を取ったうえで一部授業を対面で実施した。しかし、全面的な対面授業の再開まではまだしばらく時間を要する。そのため、大人数講義科目におけるハイブリッド授業の実践例を紹介する。 セミナーでは、担当教員と受講形態の異なる受講生数名が登壇し、授業、期末試験の実施方法や授業の課題、受講生の感想などを紹介。紹介する授業は、受講生がいつでも対面かオンラインでの受講形態を決められるもので、期末試験も含めてすべてハイブリッドで実施したもの。 対面かオンラインかではなく、対面でもオンラインでもどちらでも受講できるため、出席率は平均で95%を超えたという。登壇する受講生は、すべて対面で受講した学生、すべてZoomで受講した学生、そしてどちらでも受講した学生となっている。受講生の感想などを聞きながら、ハイブリッド授業の良い点や課題などについて、参加者と広く議論する機会となっている。講師は、北海道大学高等教育推進機構特任准教授の山本堅一氏。 対象は教育機関関係者で、定員は300人。使用言語は日本語。申込みはWebサイトから行う。Zoomを利用して行われ、URLは申込後に知らせる。◆受講生250名のハイブリッド授業の実践例~大人数講義科目の標準を探る~日時:2021年3月5日(金)13:30~15:00場所:Zoomを利用対象:教育機関関係者定員:300人申込方法:Webサイトから申し込む