文部科学省は、令和3年度(2021年度)大学入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について、2021年2月5日時点の状況を一覧表にまとめてWebサイトに掲載した。同志社大学は全学部の一般選抜で、新たに3月7日に特別試験(2教科型)を実施する。 一覧表は、新型コロナウイルスに関連した感染症対策への対応について、文部科学省が2月5日時点で大学から報告された情報をまとめたもの。国公立大学と私立大学について、大学名と変更を行った選抜区分、変更を行った学部・学科、変更前、変更後を記載している。国立大学は69件(1月29日から4件増)、公立大学は32件(増減なし)、私立大学は186件(同15件増)、公立短期大学は4件(同1件増)、私立短期大学は63件(同5件増)の変更が報告されている。なお、前回公表した1月29日時点からの追加情報は、オレンジ色に色分けされている。 たとえば、東京芸術大学は、美術部先端芸術表現科の一般選抜で2月26日に実施予定の小論文試験の試験時間を変更。午前と午後の2グループに分け、試験時間を短縮する。 信州大学は、人文学部と経法学部の一般選抜で2月25日の試験を実施せず、大学入学共通テストの合計点により選抜する。また、3月12日の人文学部の試験も同様に実施せず、大学入学共通テストの合計点により選抜する。 国際ファッション専門職大学は、国際ファッション学部の総合型選抜で2月21日と3月7日に試験を追加する。 同志社大学でも全学部の一般選抜で、新たに3月7日に特別試験(2教科型)実施する。 最新の入試情報は、各大学のWebサイトなどで必ず確認のこと。