チエルは、大学のオンライン授業を支援するオンライン授業支援システム「CaLabo Online(キャラボ オンライン)」を2020年12月に発売する。オンライン授業を実施しながら、自動的に出席状況の把握などが可能になる。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、多くの大学ではWeb会議ツールを活用したオンライン形式の講義が行われているが、学生の出席状況や講義の参加状況が管理しにくい、課題提出状況もあわせて管理したいといった課題や要望があがっていたという。 チエルはそうした声に応えるべく、オンライン授業支援システム「CaLabo Online」を開発。12月の発売が決定した。「CaLabo Online」は、これまでに多くの大学で活用されている「CaLabo EX」や「CaLabo MX」で培ったノウハウをもとに開発。さらに「学生の出席情報の把握」「アンケートや小テスト、教材の配布」を可能とする機能を新たに追加した。 「学生の出席状況の把握」では、学生が授業中のクラスに参加するだけで出欠を記録。講義の出席受付時間を指定しておくことで、出席受付時間を過ぎてログインした学生を遅刻として自動的に記録することができ、学習履歴から学生の出席状況を把握することができる。講義にログインした学生に対して、アンケートや小テスト、教材の配布も可能になり、学生参加型の授業の実現をサポート。理解度の把握にも効果的に活用できるという。 また、2021年2月に予定しているアップデートでMicrosoft Teamsとの連携を実装する予定。連携により「CaLabo Online」と「Microsoft Teams」のクラス履修者情報の同期が可能になるほか、授業開始時にMicrosoft Teams上の“チャネル”に本日の授業用のチャネルが新規作成される、授業開始後、オンライン授業をMicrosoft Teams上でシームレスに実施できる、といった機能が実装されるという。 「CaLabo Online」に関する問合せは、チエルWebサイトの問合せフォームにて受け付けている。