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私立中高の募集広報イベント、対面とオンライン併用65%

 ブレインアカデミーは2020年10月20日、全国の私立中学校・高校を対象にした「コロナ禍における学校運営に関する調査」の結果を公表した。募集広報関連イベントは、対面とオンライン参加型の両方を実施している学校が65%を占めた。

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 ブレインアカデミーは2020年10月20日、全国の私立中学校・高校を対象にした「コロナ禍における学校運営に関する調査」の結果を公表した。募集広報関連イベントは、対面とオンライン参加型の両方を実施している学校が65%を占めた。

 「コロナ禍における学校運営に関する調査」は2020年9月28日~10月12日、全国の私立中学校・高校を対象に実施。2020年度のコロナ禍における学校運営(授業・進路指導・募集広報・部活動・学校行事・コロナ対応)に関してWeb回答形式でアンケート調査を行い、71校から回答を得た。

 授業については、97%が「通常通りの対面で実施している」と回答。授業のオンライン化にあたり、生徒全員がノートパソコンまたはタブレットを保有している学校は全体の4分の1程度にとどまったが、生徒が保有するスマートフォンの活用や学校保有ICT機器の貸出しなどにより、ほとんどの学校でオンライン授業実施の環境は整っていた。

 オンライン授業の位置づけについては、「対面授業が不可能な場合の一時的な代替措置」が38%ともっとも多く、ついで「通常の対面授業を補完する補助的な学習手段」37%。「対面授業と同程度に重要な学習手段」ととらえる学校はもっとも低い25%だった。

 募集広報関連イベントについては、「対面のイベントとオンラインのイベント両方を実施している学校」がもっとも多く、65%にのぼった。「オンライン参加型のイベントのみを実施している」という回答も1%あった。

 塾や中学校などへの訪問活動については、「頻度や訪問数を縮小しつつ行っている学校」が56%ともっとも多く、ついで「通常通り実施している学校」が32%。「本年は実施していない」と回答した学校は10%程度だった。今まで活用していなかったYouTubeやfacebookなどの新しいメディアも積極的に活用しており、新聞広告や学校Webサイトの充実など、さまざまな媒体を使い、工夫しながら情報を発信している学校が多かった。

 進路指導は、補習や面談などの個別指導においては、8割近くの学校が通常通り実施している一方、進路関連のイベントについては通常通り実施している学校は2割程度にとどまった。

 部活動を通常通り実施している学校は65%。残りの学校は方法を変えて実施しており、部活動を実施していないと回答した学校はなかった。方法を変えて実施している学校では、部活前の消毒・検温、活動時間・頻度の縮小、遠征など宿泊を伴う練習の中止、密を避ける対応など、制限を設けながら部活動を実施していた。

 学校行事全体について、例年実施していた行事を「8割以上実施できている」という学校はわずか3%。全体では、「4~7割程度実施している」が56%ともっとも多く、残りの40%程度は「3割未満」と回答した。行事別にみると、通常通り実施した学校の割合がもっとも少ないのが「文化祭」で、通常通り実施した学校は0校、全回答校が方法を変えて実施または実施していないを選択した。「入学式」や「宿泊研修(修学旅行など)」も通常通り実施した学校は10%未満。「入学式」「文化祭」「宿泊研修」のいずれの行事においても、全体の4分の1程度が2020年は実施しないと回答した。

 コロナ対応において、各校が考える保護者が重要視していると思う点は、「学校のクラスター感染予防策」が最多。生徒にとっては「教員のオンライン授業のスキル向上」がもっとも多かった。学校が行っているコロナ対策では、「マスク着用の徹底」「換気の徹底」は全回答校で実施。「手洗い・アルコール消毒の徹底」「集会の制限・実施方法の変更」は97%、「検温の実施」は92%であった。

 ブレインアカデミーでは、さらに詳細は調査概況や分析結果について10月27日と10月30日の「保護者・授業アンケートセミナー」で報告する。私学の学校運営や教育活動に関するヒントなども提供するという。会場受講とライブ配信を併用して開催するほか、セミナーの内容を簡単に説明する動画も公開している。詳細は、ブレインアカデミーのWebサイトから確認できる。
《奥山直美》

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