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AI活用のオンライン試験監督システム、大学向けに展開

 EduLabは2020年7月15日、旺文社とEduLabが提供するAIを活用したオンライン試験監督システム「Check Point Z」に関して提携し、大学向けのサービス展開を開始することを発表した。

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 EduLabは2020年7月15日、旺文社とEduLabが提供するAIを活用したオンライン試験監督システム「Check Point Z」に関して提携し、大学向けのサービス展開を開始することを発表した。

 「Check Point Z」は、場所を問わずともテスト受験をセキュアに行うことが可能な、本人確認や不正行為の監視を厳しく実施するAIを活用したオンライン試験監督システム。昨今のコロナウイルス感染症拡大の影響により、入学試験や定期試験などリモートでの実施が検討されており、試験の際の「本人確認、不正行為の防止」が課題になっていることから展開を進めている。

 試験実施中の受験者のようすやPCの操作ログなどをすべて記録し、AIと人によりそれらをチェック。AIによるチェックは目線の動きを追うアイトラッキングをはじめとし、さまざまな技術を組み合わせることで実現。人でも見落としてしまうような行動を捉えることが可能だが、最終的には人の目でも受験者の挙動を確認することで、より厳正な本人確認や不正行為チェックが可能となる。小論文や学力試験などの筆記型、コンピューターベースの試験、面接型の試験などあらゆる形式の入試スタイルで活用が可能。

 受験者の挙動、本人確認のチェックポイントをメニュー化することで、試験の目的や内容に応じて適切な内容、料金のサービスを提供。万が一の状況の備えとしてシステムを導入し、実際に活用しなかった場合利用料金は請求しないような特別プランも用意しているという。

 「Check Point Z」は今夏~秋から製品化され、本格販売を開始予定。すぐに2021年度の入試や学内試験で活用可能とするために、大学向けの提案、検討は7月より本格開始する。
《桑田あや》

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