アディッシュは2020年5月26日、小学校・中学校・高校に向けてオンライン講演の提供を開始することを発表した。生徒、教職員、保護者に向けたインターネットリテラシー講座やICT教育プログラムを通じて、生徒が安心して情報社会を送れるよう支援する。 ICT教育やインターネットリテラシーの講演を行うアディッシュは、2017年から2019年の3年間で東北から沖縄まで訪問し、556回の講演を実施している。この度、新型コロナウイルスの影響により学校で一堂に会しての講演実施が難しい現状と、休校措置解除後もオンライン授業は教育現場の新常態になっていくことを見据え、学校向け講演のオンライン化を本格的に展開する。 学校向けインターネットリテラシーオンライン講演は、Google MeetやZoomなどの各校で導入されているシステムを利用して、各家庭の端末へ生配信。生徒・教職員・保護者を対象に、インターネットやソーシャルメディア上の流行にあわせた事例を用いて、正しい使い方や危険な使い方、ソーシャルメディアの活用方法などについて解説する。単なる動画提供ではなく、教職員との事前の打ち合わせをもとにカスタマイズした内容で行い、コメント機能などを活用して双方向性のある講座にする。 学年ごとの分散登校を行う場合など、生配信の内容を動画で提供し、他学年が時間差で視聴することが可能。動画配信システムや各教室・各家庭で視聴する環境がない場合や、講演時間を確保することが難しい場合などは、講演内容を映像ではなく資料で提供することもできる。 サービスに関する問合せはアディッシュのスクールガーディアン事業部にて電話、メールで受け付けている。