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ICT教材「すらら」休校中のインドネシアで83.7%が活用

 すららネットは2020年4月30日、日本と同様にインドネシアにおいても休校対応が必要な学校に対し、自宅学習用のID無償提供を実施したところ、IDを持つ児童のうち83.7%と非常に高い活用率で自宅学習活用が行われていると発表した。

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インドネシアでも休校中の自宅学習をサポート
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 すららネットは2020年4月30日、日本と同様にインドネシアにおいても休校対応が必要な学校に対し、自宅学習用のID無償提供を実施したところ、IDを持つ児童のうち83.7%と非常に高い活用率で自宅学習活用が行われていると発表した。

 すららネットは、アダプティブな対話式ICT教材「すらら」を、国内では約1,000校の塾、学校などに提供している。「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べるe-ラーニングシステム「Surala Ninja!」は現在、インドネシア語版とシンハラ語版、英語版があり、インドネシアにおいては、現地パートナー会社のPT. Surala Suluh Karsaと連携し、私立学校を中心に展開している。

 すららネットは、新型コロナウイルス感染拡大により日本と同じように休校となっているインドネシアにおいても、従来行っていた授業内活用から自宅学習への切り替えを急遽実施。休校対応が必要な学校に対し自宅学習用のIDを無償で提供し、自宅学習をサポートしている。PT. Surala Suluh Karsaと連携し、自宅学習を行えるよう教師、保護者、児童へのサポートを行った結果、IDを持つ児童のうち83.7%と非常に高い活用率で自宅学習活用が行われた。

 インドネシアではほとんどの小学校が宿題を出さないため、児童の自宅での学習習慣はあまり定着していない傾向にあるが、その中で多くの児童が自宅学習を継続しているのは、日ごろの「すらら授業」で「自立学習」を身に付けるための指導を受けていたことが大きな要因と考えられるとすららネットは分析している。

 すららネットは今後も学校の休校の状況に伴い、サポートを継続していく予定としている。
《桑田あや》

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