大阪工業大学は、2019年に締結した法人間の包括連携に関する協定書に基づき、関西医科大学との大学院における教育・研究連携を強化する。その一環として、2027年4月に修士課程(博士前期課程)で「先端医工連携教育プログラム」を開始する。
両大学は、それぞれの専門性と教育研究資源を生かし、医学・生命科学・工学・情報科学を融合した高度専門人材の養成を目的に、大学院での連携を推進する。同プログラムは、関西医科大学大学院医学研究科修士課程と、大阪工業大学大学院工学研究科 化学・環境・生命工学専攻生命工学コース博士前期課程が対象。医学系の学生が工学・情報科学の基礎知識を、工学系の学生が医学・生命科学の基礎知識を修得することにより、分野横断的な視点と実践力を備えた研究者・高度技術者の育成を目指す。
同プログラムの開始に先立ち、2026年10月31日に大阪工業大学梅田キャンパス常翔ホールで、第1回合同研究発表会「医・工・情報の融合による新たな研究展開」を開催する。開催時間は午後1時から午後5時30分まで。参加費は無料。
当日は、大阪工業大学学長の井上晋氏と関西医科大学学長の木梨達雄氏が挨拶し、大阪工業大学副学長の芦高恵美子氏が趣旨を説明する。研究発表は6件を予定している。
大阪工業大学からは、ロボティクス&デザイン工学部ロボット工学科教授の河合俊和氏が「ソロサージェリーを支援する手術助手ロボット」、工学部生命工学科教授の藤里俊哉氏が「骨格筋研究における組織工学的アプローチ」、情報科学部情報知能学科准教授の神納貴生氏が「新生児の疼痛関連反応検出に向けた非接触映像センシングの基礎検討」を発表する。
関西医科大学からは、リハビリテーション学部作業療法学科准教授の松島佳苗氏が「神経発達症における協調運動障害を可視化する ~多様性に応じた支援を目指して~」、医学部薬理学講座教授の中邨智之氏が「細胞外の建築:細胞外マトリックスの組み立て方」、医学部iPS・幹細胞再生医学講座教授の人見浩史氏が「iPS細胞が拓く再生医療の未来 ~関西医科大学の取り組みと医工連携への展望~」を発表する。
総括・挨拶は、関西医科大学大学院医学研究科教務部長の人見浩史氏が務める。その後、大学院生および教員によるポスター発表と参加者との意見交換会を実施し、両大学の研究交流を深める。なお、講演内容や講演者は変更になる可能性がある。
◆第1回合同研究発表会「医・工・情報の融合による新たな研究展開」
日時:2026年10月31日(土)13:00~17:30
会場:大阪工業大学梅田キャンパス 常翔ホール(大阪市北区茶屋町1番45号)
参加費:無料







