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南極から授業する教員を募集…教員南極派遣プログラム

 国立極地研究所は、2027年11月に日本を出発予定の第69次南極地域観測隊夏隊に同行する教員2人の募集を開始した。募集期間は、2026年9月17日~11月26日午後5時(必着)。

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2027年度教員南極派遣プログラム教員募集
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 国立極地研究所は、2027年11月に日本を出発予定の第69次南極地域観測隊夏隊に同行する教員2人の募集を開始した。募集期間は、2026年9月17日~11月26日午後5時(必着)。

 教員南極派遣プログラムは、国立極地研究所が文部科学省(南極地域観測統合推進本部)と連携し、日本極地研究振興会の協賛を得て実施する事業。極域科学や極地観測に関心のある小・中・高校などの現職教員を南極地域観測隊の同行者として派遣する。

 派遣された教員は、南極や南極地域観測事業について現地で学んだ経験を生かし、帰国後の授業などで児童生徒に伝えるほか、南極・昭和基地と所属校を衛星回線で結ぶ「南極授業」も行う。南極の自然や観測隊を題材とした授業であれば、教科は問わない。

 派遣期間は、2027年11月下旬~2028年3月下旬で、昭和基地での滞在期間は、2027年12月下旬~2028年2月上旬の予定。

 応募できるのは、教員免許を有し、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校(幼稚部を除く)に現職として勤務する教員。勤務先は日本国内に限る。

 応募にあたっては、所属校などからの推薦が必要となる。公立学校の場合は管轄する教育委員会、国立・私立学校などの場合は学校長または法人代表者からの正式な推薦を受ける必要がある。なお、派遣期間中は出張や研修などの扱いとし、給与は所属側が負担する。

 提出書類では、昭和基地から衛星中継で行う「南極授業」の計画案と、帰国後に南極での経験を授業や教育活動にどう生かすかをまとめた活動計画案の提出を求める。南極授業の計画案はA4判4ページ以内で、45分授業2コマ分を作成する。そのほか、健康診断結果や健康調書などの提出も必要となる。

 選考は書類審査による第1次選考と、オンライン面接による第2次選考を実施する。オンライン面接は約30分を予定。活動計画については、教員独自の視点やアイデア、事前調査に基づく実現可能性、帰国後の発展性などを評価するほか、教育への熱意や協調性、規律を守る姿勢、特殊な状況や環境への適応能力などを評価する。

 派遣にかかる経費のうち、渡航航空賃、国内交通費、乗船費、昭和基地での食費、身体検査費、事前訓練旅費、防寒装備類などはプログラム側が負担する。一部の交通費や訓練旅費などは、教員本人による一時立替が必要となる場合がある。

 派遣決定後は、出発までに総合訓練などへ参加する。3月上旬には長野県で約5日間の冬期総合訓練、6月中旬~下旬には約5日間の夏期総合訓練を予定。5月ごろには過去の派遣教員との意見交換会、7月以降は月1回程度のオンライン打合せも行われる。

 これまでの応募者は、第51次~第68次の累計で397人。校種別では小学校が136人、高校が124人、中学校が82人などとなっている。設置母体別では、公立学校の教員が336人と全体の約8割を占める。

◆2027年度「教員南極派遣プログラム」教員募集
募集期間:2026年9月17日(木)~11月26日(木)17:00(必着)
派遣期間:2027年11月下旬~2028年3月下旬(予定)
※昭和基地での滞在期間は2027年12月下旬~2028年2月上旬
派遣人数:2人(予定)
対象:教員免許を有する現職教員
※小・中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校(幼稚部を除く)で勤務先は日本国内のみ
申込方法:必要書類を所属校へ提出する
※所属校または教育委員会が応募書類を取りまとめ、推薦書を添えて提出する
※持参不可

《川端珠紀》

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