神奈川県教育委員会は2027年度(令和9年度)から、県立学校に新たな職「主務教諭」を導入する。2026年9月1日に開催した定例会で規則改正を決定した。主務教諭は、学校の組織的・機動的な学校運営体制のさらなる充実を図るため、教職員間の総合的な調整などを担う。
主務教諭は、2025年6月に改正された「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」などにより、組織的な学校運営および指導の促進のため、新たな職として設置が可能になった。教諭と主幹教諭の間に新たな級を創設し、教諭よりも高い処遇とする。
神奈川県では、2006年度(平成18年度)からグループリーダーなどとしての総括教諭を設置し、学校がさまざまな教育課題に組織的に対応できる体制を整備。いじめや暴力行為、不登校児童・生徒数の増加など、子供が抱える問題が多様化・複雑化する中、学校の組織体制をさらに強化する必要があるとして、新たな職「主務教諭」の設置を決めた。
主務教諭の職務は、教職員間の総合的な調整、若手教員への助言・支援など。教育職給料表の2級(教諭)と3級(総括教諭)の間に新たな級(新3級)を創設する。
導入は2027年4月から。県立学校以外についても、各教育委員会の判断で主務教諭を設置できるようにする。9月1日の定例会で、神奈川県立高等学校の管理運営に関する規則等、神奈川県立学校職員の人事評価に関する規則の一部を改正する規則を決定した。







