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教員の意識調査、やりがい1位「子供の成長」64%

 ジブラルタ生命は2026年7月21日、全国の20歳から69歳の教員2,000人を対象に実施した「教員の意識に関する調査2026」の結果を公開した。教員としてのやりがいや業務上の苦労、生成AIの活用実態、授業で使いたいマンガなど、教育現場のさまざまな意識が明らかになった。

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教員としてどのようなときにやりがいを感じるか
  • 教員としてどのようなときにやりがいを感じるか
  • 教員になりたいと思った理由
  • 授業の教材として最も活用したいマンガのタイトル

 ジブラルタ生命は2026年7月21日、全国の20歳から69歳の教員2,000人を対象に実施した「教員の意識に関する調査2026」の結果を公開した。教員としてのやりがいや業務上の苦労、生成AIの活用実態、授業で使いたいマンガなど、教育現場のさまざまな意識が明らかになった。

 同調査は2026年5月13日から5月25日、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員を対象にインターネットリサーチで実施された。有効回答数は2,000人(男性1,000人、女性1,000人)。調査協力はネットエイジア。

 教員になりたいと思った理由は、1位「教えることが好きだから」(38.0%)、2位「子供が好きだから」(30.6%)、3位「収入が安定しているから」(29.4%)となった。女性では「子供が好きだから」(34.2%)が1位であった。自身の教員生活の充実度を100点満点で表すと平均は70.4点。年代別では60代が77.4点ともっとも高く、20代は63.5点と全体平均を5点以上下回った。

 教員としてやりがいを感じるときは、「児童・生徒の成長が感じられたとき」(64.0%)がもっとも高く、「児童・生徒の笑顔を見たとき」(52.4%)が続いた。理想の教員像は、1位「授業がわかりやすい」(58.3%)、2位「児童・生徒とのコミュニケーションが上手」(51.1%)であった。校内で好きな場所は、1位「教室」(513人)、2位「職員室」(132人)の順。教室を選んだ理由として「みんなが帰ったあと、子供たちがいた空間のなか明日のことを考える時間が好き」といった声が挙がった。

 教員の仕事で苦労していることは、「保護者とのコミュニケーション」(40.4%)が最多。中学校と高等学校の教員では、4人に1人が「部活動・クラブ活動の指導」に苦労している。悩みの相談相手がいる割合は81.3%で、女性の89.1%に対し、男性は相談相手がいない人が26.5%にのぼった。職場における外部専門家の在籍率は、スクールカウンセラーが84.4%の一方、スクールロイヤーは15.7%にとどまった。スクールロイヤーがいない教員の66.6%が必要性を実感しており、特に小学校では71.4%が必要だと回答した。

 児童・生徒から言われてうれしかった言葉は「ありがとう」(520人)が5年連続で1位となった。一方、もっともへこんだ言葉は「授業がわからない・わかりにくい、下手」(67人)で、3年連続で教え方に関する言葉が1位となった。自分を反面教師にしてほしいと思ったことがある教員は38.9%で、理由は「学生時代に勉強をおろそかにしたこと」や「自分のものさしで他者をはかってしまうこと」、「家庭と健康を犠牲にして働くこと」などが挙がった。

 生成AIの利用については、子供が「望ましい使い方で」使っていると感じる割合が51.4%に対し、「望ましくない使い方」は57.7%で、望ましくない場面に直面するほうが多い。具体例として、望ましい使い方は「AIに練習問題を作らせる」などの学習深化、望ましくない使い方は「読書感想文の代筆」や「権利の存在に気付かないまま楽しむ」などが挙がった。自身の作業効率化のために生成AIを活用したいと思う教員は81.6%で、20代では88.8%に達した。

 授業で活用したいマンガは、1位「ドラえもん」(109人)、2位「SLAM DUNK」(82人)、3位「ONE PIECE」(63人)であった。子供に薦めたいYouTubeチャンネルは「QuizKnock」「小島よしおのおっぱっぴー小学校」「中田敦彦のYouTube大学」が同数1位となった。上位3チャンネルの理由は「面白くて勉強になる」「悩みごとを解決していて優しい」などであった。

 子供のころに好きだった教科は男女ともに「算数・数学」が1位。担当教科別でも自身の担当教科が1位となる傾向がある。嫌いだった教科は男性「国語」、女性「算数・数学」が最多であった。大人になって役立つとわかった教科は男女とも「算数・数学」が1位。役立つ場面として、シミュレーションや予測、論理的な考え方が資料作りに役立つといった声が挙がった。

 子供のころに就きたかった職業は男女ともに「教員」が突出した。生まれ変わったら就きたい職業も1位は「教員」で、3年連続となった。理想の校長先生のイメージに合う有名人は、男性回答は武田鉄矢氏、女性回答は天海祐希氏が1位。武田氏は「職員も子供も大切にしてくれそう」、天海氏は「人格者のように思う」といった理由が寄せられた。

《吹野准》

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