コドモンは、こども家庭庁が公開している「こども性暴力防止法に基づく従事者向け研修教材」について、同庁の許諾のもと、2026年5月25日より無料オンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」上でも視聴できるようにした。無料会員登録を行うことで、全国の保育・教育・療育施設の事業者・従事者が視聴可能となる。
「こども性暴力防止法」(正式名称:学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律、通称:日本版DBS)は、子供と接する現場における性暴力防止の取組みを推進する法律で、2026年12月25日に施行される。
学校・認可保育所・認定こども園・児童養護施設などが義務対象となるほか、放課後児童クラブや学習塾なども、こども家庭庁の認定を受けることで制度の対象となる。施行まで約7か月となる中、保育・教育・療育現場では制度理解と実務対応の準備が本格化している。
施行に向けて、対象事業者には従事者への研修受講を含む制度対応事項の周知が求められており、施行前から適切な準備を進めることが重要とされている。
「コドモンカレッジ」に掲載されるのは、こども家庭庁が公開している研修教材動画全32本。従事者向け標準動画(英語字幕版含む)、要点動画、事業者向け解説動画、情報管理措置に関する動画など、制度理解や現場対応に関わる幅広い内容を網羅している。
これらの教材は、こども家庭庁のYouTubeチャンネルでもすでに公開されているが、「コドモンカレッジ」に無料会員登録することで、同サイト上からも視聴できるようになった。
「コドモンカレッジ」上で視聴することで、こども施設の事業者や従事者には以下のメリットがある。(1)受講状況の管理:事業者は職員の受講状況を一元管理でき、従事者は受講すべき研修の確認や受講漏れを防止できる。(2)ICT利用施設での業務時間内の受講:コドモンのICTサービスを利用中の施設は、日常業務で使用しているシステム上で視聴でき、業務時間内の受講が可能となる。
研修は専門家や有識者が担当し、短時間で現場で生かせる知識を深められる。初任者や園長・主任などの階層別(クラス担任・新人、主任・リーダー、理事長・園長)と、分野別(乳児保育、幼児教育、食育・アレルギー対応、保健衛生・安全対策)に研修コースがあり、500本以上の研修動画を視聴可能だ。
また、全国の保育士がWeb会場(Zoomなど)に一堂に集まり、リアルタイムで受講するライブ研修も行っており、こども関連施設で勤務している人なら誰でも参加できる。全国の1万7,000以上の保育・学童施設(2026年4月時点)で利用されている。
新潟県新潟市、富山県南砺市、宮崎県宮崎市、長野県中野市などの自治体や、群馬県私立幼稚園・認定こども園協会、みんなのみらいホールディングスなど、全国の団体・大手法人にも活用されている。
コドモンは、2万5,000施設を超える利用施設のみならず、保育・教育・療育業界全体がこども性暴力防止法をスムーズに運用していけるよう、さまざまな取組みを検討していくとしている。
コドモンカレッジへの会員登録および詳細は、コドモンのWebサイトで確認できる。








