子どもいじめ防止学会は2026年7月11日・12日、東京医科大学病院において第2回学術大会を開催する。特別シンポジウム「SNSといじめ」、シンポジウム「発達障害といじめ」、特別講演「いじめと自殺・自傷」などを予定。参加登録はWebサイトから受け付けている。
文部科学省の調査によると、いじめの認知件数およびいじめ重大事態の件数はともに2024年度で過去最多を記録している。2013年に「いじめ防止対策推進法」が成立・施行されてすでに10年以上が経過しているが、いじめ問題は依然として深刻な状況にある。いじめ対策には学校の教員や教育委員会などの教育関係者だけでなく、司法・医療・福祉・行政など、さまざまな分野の専門家が関わっており、実践・研究ともに進んでいる。
子どもいじめ防止学会は「いじめのない社会の実現」を目指し、いじめに関する学術研究および防止・早期発見・対処についての社会啓発、会員相互の情報交換、いじめに関係する子供とその家族への支援を目的として活動している。前回の設立記念大会では、法政大学名誉教授の尾木直樹氏を招き、活発な議論が交わされた。
第2回学術大会では、現代の多様化したいじめ問題を多角的に捉え、理解を促進することをテーマに、多分野の専門家が登壇する。大会長は桝屋二郎氏(東京医科大学精神医学分野)。
1日目(7月11日)は午前11時から理事会、午後0時30分から総会、午後1時から会長講演が行われる。午後1時45分からは特別シンポジウム「SNSといじめ~思春期という異文化」が開かれ、自閉症をはじめとした発達障害児支援の分野で活動する内山登紀夫氏(福島学院大学福祉学部福祉心理学科)が登壇する。午後3時30分からはシンポジウム「発達障害といじめ」が行われ、森本周子氏(弁護士)が登壇する。午後5時40分からは懇親会が予定されている。
2日目(7月12日)は午前9時15分から一般演題の発表が行われる。午前10時30分からは特別講演「いじめと自殺・自傷」が予定されており、依存症患者の支援や社会への情報発信を続ける松本俊彦氏(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部)が登壇する。午後1時30分からは「いじめ予防の取組み」「いじめとトラウマケア」「いじめ重大事態化を防ぐために」という3つの分科会が並行開催される。
参加費は会員8,000円(4月30日まで早期割引7,000円)、学生会員4,000円(早期割引3,000円)、非会員1万円(早期割引8,000円)。懇親会費は会員・学生会員・非会員いずれも5,000円。一般演題の登録も同学会のWebサイトから受け付けている。
◆子どもいじめ防止学会 第2回学術大会
日時:2026年7月11日(土)11:00~、7月12日(日)9:15~
会場:東京医科大学病院(東京都新宿区西新宿6丁目7-1)
対象:学会会員、学生会員、非会員(一般参加可)
参加費:会員8,000円(早期割引7,000円)、学生会員4,000円(早期割引3,000円)、非会員1万円(早期割引8,000円)、懇親会費5,000円
※早期割引は4月30日(木)まで
申込方法:子どもいじめ防止学会Webサイトから申し込む







