ARROWSは、トヨタ・モビリティ基金と高校生の交通安全意識向上を目的とした教材を共同開発し、2026年1月9日より全国の高校への提供を開始した。授業は50分1コマで完結し、自転車事故を中心に危険予測と安全行動の習得を目指す。
ARROWSによると、高校生の交通事故は自転車に関連する事例がもっとも多い。一方、交通事故に関する授業を担当する教員からは「専門用語の説明が難しく、教科書の写真や情報だけではイメージがしづらい」「教科書通りの指導になり、生徒の自分ごと化が難しい」「交通ルールはわかりにくく、教員の知識が追いつかない」といった声が寄せられていたという。こうした課題に対応するため、トヨタ・モビリティ基金と連携し、現場のニーズを踏まえた教材を開発した。
授業では、事故発生個所の共通点を捉える活動や、事故事例の動画視聴を通して、事故が起きる原因を理解する。さらに、交通状況に応じた危険予測の仕方と安全行動の考え方を身に付けることを狙いとしている。学習を通じて、自転車事故を「自分ごと」として捉え、危険予測と安全行動を習慣化し、日常生活で安全な行動を自ら選びとる意識の向上を目指す。
教材名は、交通事故を未然に防ぐ「危険予測」と「安全行動」。授業時間は1コマ(50分)で完結し、推奨学年は高校1年生、推奨科目・単元は保健体育・交通事故防止の取組み。実施費用は無料。教材一式には、授業スライド、動画、ワークシート、授業進行台本、授業概要資料が含まれる。
トヨタ・モビリティ基金は、2014年にトヨタ自動車が設立した基金で、移動に関わる国内外の社会課題の解決を目指し、多様なパートナーと連携して活動している。交通安全分野では、交通事故死傷者ゼロに向けた思いを共有し協働する場「タテシナ会議」を通じて、企業の枠組みを超え、クルマ・人・インフラの三側面(三位一体)による施策を進めている。
ARROWSが提供する「SENSEI よのなか学」は、教科書にはない「世の中に接続された学びの機会」を子供たちに届けることを目的とした、学校授業用の完全オリジナル教材パッケージ。全国の学校の先生向けに無料提供し、日本や世界をリードする企業と連携して最新の知見を教育現場での学びに変換する。11万人の先生を基盤にもつARROWSならではのニーズ調査をもとに制作・提供しているという。







