河内長野市は2025年12月19日、「河内長野市子供たちをいじめから守り悩みに寄り添う条例」を制定した。2026年4月から、市長部局内に心理師などの専門職を配置した相談窓口を新設し、いじめ対策を強化する。
同市ではこれまで、学校や市教育委員会が中心となっていじめに対応してきた。新条例に基づき、2026年4月からは学校などでの対応に加え、市長部局(市民に寄り添う部人権推進課)内にある「いじめゼログループ」に心理師などの専門職を配置した相談窓口を設置する。いじめに特化して対応することで、すべての児童生徒を徹底して守り抜いていく。
学校や市教育委員会の対応に、市長部局が補完することで、同市におけるいじめへの対応力をより高めていく。同条例の目的である「すべての児童等が安心して生活し、健やかに成長することができる社会の実現」を目指す。
同条例は「いじめは必ず解決する!」という強い思いで制定された。市は新たな体制により、いじめ問題の早期発見・早期対応を図り、子供たちが安心して学校生活を送れる環境づくりを進める。








