東京工科大学は、米国フロリダ大学とAI分野における国際的な学術連携に関する協定の覚書(MOU)を2025年8月27日に締結した。
この協定に基づき、東京工科大学の「AIテクノロジーセンター」および「デジタルツインセンター」、フロリダ大学の「AI²センター」が連携機関として参加する。AIおよびその応用領域における国際的な教育・研究ネットワークを強化するとともに、世界をリードするAI人材の育成と持続可能な社会の実現に貢献することを目指す。
2025年8月27日には、東京工科大学の生野壮一郎デジタルツインセンター長、関根謙一郎実践研究連携センター長らがフロリダ大学を訪問し、同協定の締結式や今後の共同研究、共同プロジェクトについてのディスカッションが行われた。東京工科大学は「AI大学」構想のもと、米国NVIDIA(エヌビディア)との学術交流連携をはじめ、国内私立大学最大規模のNVIDIA DGX B200のAIスーパーコンピュータを構築、本格稼働するなど、先進的な取組みを進めている。今後も国内外の研究機関や企業との連携を通じて、先進的なAI教育・研究を推進していくとしている。