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昭和女子大、情報科学研究所を設立…産学官連携を推進

 昭和女子大学は情報科学研究所を2025年10月1日に設立する。この研究所は、技術分野の産学官連携を担い、専門性の教育を社会実装する機能を備えている。

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 昭和女子大学は情報科学研究所を2025年10月1日に設立する。この研究所は、技術分野の産学官連携を担い、専門性の教育を社会実装する機能を備えている。

 情報科学研究所は、「基礎数理統計部門」「データ活用推進部門」「デジタル活用推進部門」「外部連携推進部門」の4部門で構成されている。各部門は連携し、国内外の大学、研究機関、自治体、企業との協働におけるハブを目指し活動する。活動の基本方針として、国内外の企業等との具体的プロジェクトの推進、専門性の発信と教育の社会実装、教員の学術研究活動の支援と促進を掲げている。

 昭和女子大学は、2026年4月に理工系学部となる総合情報学部(仮称)を新設予定である。同学部は、データサイエンスやデジタル技術、専門分野を含めた「文理融合型」のカリキュラムが特徴で、数理能力に基づく思考や発想ができ、データやデジタル技術に関する知識やスキルを活用して社会課題を解決し、新たな価値をもたらす創造的なアイデアを社会に実装できる女性の育成を目的としている。

 なお、総合情報学部の設立については、設置認可申請中であり、内容が変更される場合がある。

《風巻塔子》

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