愛知県教育委員会は2025年6月20日、2026年度（令和8年度）採用愛知県公立学校教員採用選考試験の第1次試験受験状況を公表した。志願者5,335人のうち、受験者（第1次試験免除者を含む）は4,959人、欠席者は376人。大学3年生等前倒し特別選考の受験者は1,631人だった。
2026年度採用の愛知県公立学校教員採用選考試験は、6月14日に県内14会場で第1次試験を実施。志願者5,335人のうち、376が欠席し、4,959人が受験した。受験者のうち、第1次試験免除者は1,042人。欠席率は7.0％。採用予定者数約1,635人に対する受験倍率は、前年度と同じ3.0倍となった。
校種別の受験者数（倍率）は、小学校1,671人（2.3倍）、中学校1,310人（3.3倍）、高等学校1,149人（4.0倍）、特別支援学校321人（2.1倍）、栄養教諭86人（8.6倍）。養護教諭は、小中が358人（8.3倍）、県立が64人（5.3倍）。前年度と比較すると、受験者数は養護教諭・県立のみ増加、倍率は中学校教諭と高等学校教諭、養護教諭・小中で上昇した。
一方、次年度採用となる「大学3年生等前倒し特別選考」は、志願者数1,701人のうち、70人が欠席し、1,631人が受験した。欠席率は4.1％。校種別の受験者数は、小学校683人、中学校472人、高等学校329人、特別支援学校37人、栄養教諭16人。養護教諭は、小中が81人、県立が13人だった。
今後、愛知県公立学校教員採用選考試験は、2次試験の個人面接を7月19日、実技試験（対象者のみ）を7月20日に実施。最終合否結果を8月29日に発表する。
