沖縄県は2025年6月18日、2025年度実施（令和7年度実施）沖縄県公立学校教員候補者選考試験「秋選考」の実施要項を公表した。通算15年以上の教諭等の経験者を対象とした試験で、1次試験は書類選考のみ。出願は7月18日まで受け付ける。
2025年度実施の「秋選考」は、小学校教諭等で若干名を募集する。受験資格は、1966年（昭和41年）4月2日以降に出生し、2026年4月1日時点で有効な、受験する教科等の教育職員普通免許状（2026年3月31日までに取得見込みを含む）の所有者に限る。
また、沖縄県に所在する国公立学校での教諭等の勤務経験が、2005年（平成17年）4月～2025年（令和7年）3月までの間に通算15年以上（180月以上）有する者で、地方公務員法の規定に該当しないことと、活字印刷または点字により出題される試験に対応できることも条件となる。
教諭等には、正規任用の教諭、常勤講師、臨時的任用の教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭および常勤講師並びに非常勤講師が含まれる。このうち、非常勤講師の勤務経験については実際の勤務月数の8割として計算される。
願書の受付は、郵送のみで6月20日～7月18日（消印有効）まで。電子申請の入力期間は6月20日午前0時～7月18日午後3時59分まで。1次試験は書類選考で、結果発表は10月上旬。2次試験は10月25日で、個人面接（模擬授業等含む）を沖縄県立那覇商業高校にて実施する。最終合格発表は11月28日。なお、台風等で延期になる場合もあるため、実施要項に記載の「暴風雨時等の対応」もあわせて確認すること。実施要項は沖縄県教育委員会のWebサイトで閲覧できる。
