サーティファイは、2025年4月1日に国内の資格検定試験として初となる「C#プログラミング能力認定試験」をリリースし、団体受験の申込受付を開始した。この試験は、C#を用いたプログラミング能力を測定・評価するもので、保有スキルのレベルに合わせた2段階の認定基準を設けている。
試験内容は、C#の基本構文、データ型、オブジェクト指向プログラミングから始まり、コンソールアプリケーションや.NETを活用したGUIアプリケーションに関するプログラミング能力を測定する。これにより、受験者のスキル到達度を適切に捉えることが可能となる。
近年、IT業界では慢性的な人材不足が問題となっており、Webアプリケーション開発の発展やDX推進の加速、AI開発の進化に伴い、エンジニアには高度なスキルが求められている。特に「C#」は、クラウドネイティブアプリケーション開発やUnityとの連携によるゲームコンテンツ開発での活用が拡大しており、技術者のスキルレベルを客観的に評価・可視化するニーズが高まっている。
このような背景から、サーティファイは「C#プログラミング能力認定試験」を創設した。企業は人材開発を強化する必要性に迫られており、同試験はその一助となりそうだ。