大阪市教育委員会は、2026年度の大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストの詳細を発表した。出願期間は2025年3月3日から4月14日までで、オンラインシステムを通じてのみ受け付ける。今回の選考では、大学(大学院)・教職大学院推薦特別選考における小論文が廃止されるなどの変更がある。
この変更は、選考プロセスの効率化を図るためのものである。大阪市教育委員会は、より多くの優秀な人材を採用することを目的として、選考方法の見直しを行った。出願者は、受験案内や実施要項を確認し、必要な手続きを進めることが求められる。
採用予定数は、幼稚園で約15名、小学校で約450名、中学校で約310名と発表された。中学校では、国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語、特別支援学級の教科で採用が予定されている。また、養護教諭や栄養教諭の採用も行われる。
選考テストの日程は、第1次選考(筆答)が2025年6月14日に実施され、結果は6月26日に発表される予定である。第1次選考(面接)は5月31日から7月6日の間に行われ、結果は7月29日に発表される。第2次選考は8月中に実施され、結果は9月26日に発表される予定だ。
受験案内や募集要項は、大阪市教育委員会事務局や市民情報プラザ、各区役所区民情報コーナーなどで配布される。また、Webサイトからもダウンロードが可能である。
合格者に対しては、2026年2月から3月にかけて、対面での採用前研修が任意参加で実施される予定である。詳細は、大阪市教員採用ポータルサイトに掲載される。
さらに、大阪市教育委員会は、2024年度から本務教員による欠員補充制度を創設している。この制度の詳細についても、ポータルサイトで確認できる。