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島根県教員採用、特別選考試験の詳細発表

 島根県教育委員会は、2026年度(令和8年度)公立学校教員採用候補者を選考するための「特別選考試験」を実施することを発表した。受付期間は2025年2月10日から3月31日まで、試験は5月4日。県外で現職の教員や過去に正規教員として勤務していた経験をもつ者が対象。

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令和8年度(令和7年度実施)島根県公立学校教員採用候補者「特別選考試験」実施要項
  • 令和8年度(令和7年度実施)島根県公立学校教員採用候補者「特別選考試験」実施要項
  • 募集区分など
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 島根県教育委員会は、2026年度(令和8年度)公立学校教員採用候補者を選考するための「特別選考試験」を実施することを発表した。受付期間は2025年2月10日から3月31日まで、試験日は5月4日。試験では、県外で現職の教員や過去に正規教員として勤務していた経験をもつ者を対象に、島根県の教育発展に貢献できる人材を求めている。

 島根県では、教職員の働き方改革を進めており、2023年には県内の全19市町村教育委員会の教育長が「共同メッセージ」を採択し、保護者や地域の人々に協力を呼びかけた。この取組みを背景に、教員の採用においても柔軟な働き方を実現するための人材確保が求められている。

 特別選考試験の対象者は、島根県外で正規教員として勤務している者、または過去に正規教員として勤務経験がある者である。応募資格として、地方公務員法や学校教育法に基づく欠格事由に該当しないこと、1966年(昭和41年)4月2日以降に生まれたこと、教員免許状を有すること、2026年4月1日付けで島根県公立学校に勤務できることが求められる。

 募集区分は、小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭、特別支援学校教諭の4つに分かれており、それぞれの教科や科目ごとに募集人数が設定されている。出願は、島根県教員採用試験受験等申込みシステムを通じて行うことが原則であり、特別な事情がある場合は、学校企画課に連絡する必要がある。

 試験内容は個人面接が中心で、40分程度の面接を2回行う予定である。合格発表は2025年5月16日に行われ、採用候補者名簿に登載される。名簿登載期間は、登載された日から2027年(令和9年)4月1日までとされている。

《神林七巳》

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