教育テック大学院大学は、2025年2月8日午後1時からオンラインシンポジウム「教育DXの新たな担い手と人材育成~CIO・DX推進リーダーなどの人材像とその育成~」を開催する。同シンポジウムは、学校教職員・理事、IT企業、教育企業、教育委員会などを対象に、Zoomを用いたオンライン形式で行われる。参加は無料で、事前申込が必要。
日本の教育界では、一人一台の情報端末が普及し、ICTを活用できるハード面での環境が整っている。しかし、その活用を担う人材は不足しており、新たな担い手の登用と育成が求められている。教育DXの担い手として、教育CIOや学校CIOだけでなく、DX推進のリーダー像とその育成について議論することが目的である。
シンポジウムのプログラムは、竹村治雄学長による全体テーマ・趣旨説明から始まり、さまざまな専門家によるプレゼンテーションが続く。竹村学長は「ICTの教育応用」について、山田恒夫教授は「教育DXを支える、新たな専門職の育成」について講演する。さらに、大和田茂教授が「保育テックの現在地と展望」、松田孝教授が「小学校プログラミング教育の再考~コンピュータサイエンスの入口として~」、河﨑雷太教授が「ゲーミフィケーションの教育応用」、原山青士特任講師が「教育テックビジネスの課題」についてそれぞれ発表する。
また、パネルディスカッションでは、どのような人材を育成していけばよいか、他国の事例やグローバルな動向との対比、育成の障壁とその解決策などが議論される。根岸正州理事長もパネルディスカッションに参加し、教育DXの未来について意見を交わす。
教育テック大学院大学が主催するこのシンポジウムは、教育DXの推進に向けた人材育成の重要性を再確認し、新たな担い手の育成に向けた具体的な方策を探る場となる。
◆オンラインシンポジウム「教育DXの新たな担い手と人材育成~CIO・DX推進リーダーなどの人材像とその育成~」
日時:2025年2月8日(土)13:00
会場:オンライン(Zoom)
対象:学校教職員・理事、IT企業、教育企業、教育委員会など
参加費:無料
申込方法:事前に教育テック大学院大学のWebサイトから申し込む