東京都教育庁都立学校教育部特別支援教育課は2025年1月23日、特別支援教育に関する会計年度任用職員を募集すると発表した。募集する職種は、発達障害教育推進員1名、特別支援教室巡回運営指導員3名、特別支援教室等運営支援員2名。これらの職員は、特別支援教育の推進や運営に関するさまざまな業務を担当する。
この募集は、特別支援教育の充実を図るためのものである。発達障害教育推進員は、高等学校における教育課程外での特別な指導・支援を行う際の連絡調整や業務委託の履行管理を担当する。特別支援教室巡回運営指導員は、公立小・中学校の特別支援教室の運営指導やガイドラインに基づく運用の徹底を図る。特別支援教室等運営支援員は、特別支援教室や高校通級に関する調査や運営を支援する。
勤務場所は東京都新宿区にある都庁第二本庁舎で、任用期間は2025年4月1日から2026年3月31日まで。任用期間満了後も、能力実証の結果が良好であれば、最大4回まで再任用される可能性がある。ただし、2026年4月1日以降の任用を保障するものではない。
応募資格は、職種ごとに異なるが、いずれも心身共に健康で誠実に業務を遂行できることが求められる。発達障害教育推進員は、東京都公立学校の教育管理職や管理職経験者が対象となる。特別支援教室巡回運営指導員は、学校現場の状況を踏まえた指導ができることが求められる。特別支援教室等運営支援員は、発達障害に関する基本的な知識や理解が必要である。
応募方法は、郵送またはメールでの申込が可能で、締切は2025年2月3日。選考は書類選考と面接の2段階で行われ、結果は3月上旬までに通知される。詳細は東京都教育庁のWebサイトで確認できる。