教育業界ニュース

岩手県、教員採用試験317人合格…最終倍率2.5倍

 岩手県教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)岩手県公立学校教員採用候補者選考試験の実施状況と、第2次選考の結果を発表した。一般選考における全体の受験者数805人に対し、採用候補者数は317人。最終倍率は2.5倍となった。

教育行政 教育委員会
2025年度 岩手県公立学校教員採用候補者選考試験 実施状況
  • 2025年度 岩手県公立学校教員採用候補者選考試験 実施状況
  • 岩手県

 岩手県教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)岩手県公立学校教員採用候補者選考試験の実施状況と、第2次選考の結果を発表した。一般選考における全体の受験者数805人に対し、採用候補者数は317人。最終倍率は2.5倍となった。

 2025年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験は、第1次選考を7月13日、第2次選考の面接等を8月中旬~9月中旬、実技試験を8月31日に実施。社会人・大学推薦特別選考の第2次選考を6月上旬~中旬に行った。

 今回、第2次選考の合格者を発表。一般選考では、全校種あわせて昨年度比17人増の317人が採用候補者に決定した。採用候補者の内訳は、小学校130人(前年度同数)、中学校88人(同9人増)、高校52人(同9人増)、特別支援学校25人(前年度同数)、養護教諭22人(同1人減)。

 倍率(受験者数/採用候補者数)でみると、小学校1.8倍(前年度2.2倍)、中学校2.6倍(同3.1倍)、高校4.0倍(同5.3倍)、特別支援学校2.4倍(同3.1倍)、養護教諭3.1倍(同3.7倍)。全体で前年度比0.6ポイント減の2.5倍となった。

 なお、一般選考の合格者数には、県内や他県の現職教員、臨時教職員経験者の受験者も含まれており、今年度は348人が志願していた。合格者に対する教員経験者等の割合は、9月27日現在公表されていない。特別選考では、社会人特別選考での採用候補者は0人。今年度新設された大学推薦特別選考では、養護教諭1人が合格した。

 詳細は、岩手県教育委員会のWebサイトで確認できる。

《木村 薫》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top