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高校&大学向け「Youth Congress」職場のウェルビーイング提案

 国際労働機関(ILO)は2024年5月31日まで、Youth Congress「職場の安全・健康・ウェルビーイング~デジタル時代に生きる私たちの提案」に参加する高校生・大学生チームを募集している。参加無料。申込みは学校単位で受け付ける。

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ILO Youth Congress「職場の安全・健康・ウェルビーイング~デジタル時代に生きる私たちの提案」
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 国際労働機関(ILO)は2024年5月31日まで、Youth Congress「職場の安全・健康・ウェルビーイング~デジタル時代に生きる私たちの提案」に参加する高校生・大学生チームを募集している。参加無料。申込みは学校単位で受け付ける。

 現在、世界では1日に約8,000人が労働による事故や病気により命を落とし100万人以上が負傷している。また危険で過酷な業務に従事する人だけでなく、テクノロジーやAI、IoTの活用によって新たに生じる課題にも目を向ける必要がある。

 同イベントは、「ビジネスと人権(BHR)」の推進とともに、安全で健康的に働く権利に関する若い世代の意識と能力向上および、若い世代と企業・団体の協働により、ディーセント・ワークによる持続可能な社会の実現に貢献することを目的としたもの。大学・学校での実践授業、将来の進路選択を含めたキャリア教育にも活用できる。

 参加者は、まず7月~2025年3月にかけて実施される全5回の事前セミナーに参加し、職場の安全・健康・ウェルビーイングについて学ぶ。そのうえで、ピッチコンテストに向けた企業・組織向けの実施計画を作成する。提案作成時には、必要に応じて専門家やメンターからのアドバイスがもらえる。

 予選審査は2025年5月、決勝は7月17日午後に大阪市・夢洲の万博会場で開催。決勝参加者は、万博会場で7月16日~19日に開催されるGlobalInitiativeforSafety,HealthandWell-being(GISHW)主催のイベントにも招待されるという(交通費・宿泊費は自己負担)。

 決勝戦では、各チーム10分の持ち時間で英語でプレゼンし、企業や組織、一般参加者による投票などで最優秀チームを選出。選ばれたチームは、2026年に開催予定の第24回世界労働安全衛生会議で成果発表を行う。

 参加は3~5名のチーム単位。対象は、2024年4月時点で高校1年・2年、大学1~3年生で、基礎的な英語力を有することなどが要件。なお、対象外の学年でも、セミナーの受講、提案作成に向けたサポートとしての参加はできる。

 参加費無料。参加申込フォームから2024年5月31日までに学校単位で申し込む。同じ学校から複数チームの参加も可。18歳未満の申込みは必ず保護者の同意を得ること。また、諸連絡にあたり、学校の教職員から1名スーパーバイザーとして登録が必要となる。

◆ILO Youth Congress「職場の安全・健康・ウェルビーイング~デジタル時代に生きる私たちの提案」
対象:2024年4月時点で高校1年・2年、大学1~3年生
※3~5名のチーム単位
※基礎的な英語力を有すること
参加費:無料
申込締切:2024年5月31日(金)
申込方法:Webフォームから学校単位で申し込む
※大学・学校の教職員から必ず1名スーパーバイザーとして登録
※18歳未満は保護者の同意が必要
<スケジュール>
事前セミナー:2024年7月~2025年3月(隔月・全5回・オンライン)
予選審査:2025年5月
ピッチコンテスト決勝:2025年7月17日(木)午後@EXPO2025メインホール(大阪市)

《川端珠紀》

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