教育業界ニュース

新潟の教採試験「小学校教諭」大学3年へ早期化&1次複数回実施

 新潟県と新潟市は2023年12月26日、2025年度(令和7年度)の公立・市立学校教員(小学校教諭)採用選考検査において、大学3年時受検を新設し早期化するとともに、1次検査を複数回実施すると発表した。1次検査は2024年6月16日と7月7日。

教育行政 教育委員会
令和7年度新潟県公立学校教員(小学校教諭)採用選考検査方法等の変更について
  • 令和7年度新潟県公立学校教員(小学校教諭)採用選考検査方法等の変更について
  • 令和7年度(令和6年度実施)新潟市立学校教員(小学校教諭)採用選考検査方法等の変更について

 新潟県と新潟市は2023年12月26日、2025年度(令和7年度)の公立・市立学校教員(小学校教諭)採用選考検査において、大学3年時受検を新設し早期化するとともに、1次検査を複数回実施すると発表した。1次検査は2024年6月16日と7月7日。

 2025年度の新潟県公立学校教員と新潟市立学校教員の採用選考検査では「小学校教諭」のみ、従来の7月実施の採用選考検査に加えて、6月16日にも1次検査が行われる。

 6月の1次検査(1回目)では、筆答検査I(教職専門科目に関するもの)と筆答検査II(教科に関するもの)を実施。1回目の受検者も、7月実施の検査で再度、小学校教諭を受検することができる(どちらか一方のみの受検も可)。なお、筆答検査IIの教科は、新潟県公立学校教員が国語・算数の2教科、新潟市立学校教員が国語・社会・算数・理科・外国語(英語)の5教科とする。

 小学校教諭において新設する「大学3年次受検」は、新潟県公立学校教員では採用枠を別途設け特別選考として実施。1次検査は7月7日のみ受検できる。2次検査は、他の受検者と同期間で実施。合格者は、2026年度の採用候補者名簿に登載される。

 新潟市立学校教員の「大学3年次受検」は、小学校教諭のみ出願可能とし1次検査で実施。検査内容は、他の小学校教諭の受検者と同様とする。1次検査の合格発表は、2024年7月下旬。合格者は、2026年度新潟市立学校教員採用選考検査の1次検査を免除し、2次検査のみ実施する。

 新潟県公立学校教員(小学校教諭)・新潟市立学校教員(小学校教諭)ともに1次検査は、1回目が2024年6月16日、2回目が7月7日。2次検査は、4月に交付予定の実施要項に記載するとしている。

《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top