北海道教育委員会は、2023年度（令和5年度）冬季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修についてWebサイトに掲載した。道立近代美術館など7施設が行う教員研修を紹介。いずれも受講料は無料。申込みは各施設にて個別に受け付ける。
北海道内の文化施設では、冬休み期間中の2023年12月26日から2024年1月11日にかけて、教員を対象としたさまざまな研修を実施する。2023年度冬季休業期間中に研修を行うのは、道立近代美術館、道立旭川美術館、道立函館美術館、道立帯広美術館、道立文学館、道立釧路芸術館、道立埋蔵文化財センターの7施設。
研修内容は各施設によって異なり、たとえば、道立近代美術館では同美術館を活用した鑑賞学習の充実を図ることを目的とした研修を実施。「美術館での作品鑑賞を深めるために」と題した講話や、鑑賞学習支援ツールの使い方、施設見学、オンラインアート教室での作品鑑賞の方法についてなど、1日で多岐にわたる内容を学ぶ機会を提供する。受講対象は小・中・高、特別支援学校などの教員。定員は15名。
このほか、道立旭川美術館は「教員のための『蔵出し！木彫りの味わい』展鑑賞研修」を実施。他施設も、施設を活用した学習の充実と学校と施設の一層の連携を図るための研修を行う。
受講料はいずれの施設も無料。ただし、参加に係る旅費などは自己負担となる。申込みは、北海道教育委員会Webサイトからダウンロードできる申込書を記入のうえ、メール、FAX、郵送のいずれかで希望する施設まで申し込む。なお、道立旭川美術館はFAXでのみ受け付ける。申込締切は、道立函館美術館と道立文学館が12月21日、道立帯広美術館が12月26日、道立近代美術館、道立旭川美術館が2024年1月4日、道立埋蔵文化財センターが1月5日、道立釧路芸術館が1月6日。
開催日や定員は施設により異なる。各研修の詳細は、北海道教育委員会Webサイトに掲載されている「R5冬季指導者研修実施要領」にて確認できる。
