教育業界ニュース

兵庫県、2025年度「教員採用試験」早期化と出願資格を拡大

 兵庫県教育委員会は2023年11月30日、2025年度(令和7年度)公立学校教員採用候補者選考の試験実施日および出願資格の拡大について公表した。選考試験開始日の早期化に伴い、最終合否結果発表も1週間程度早めるほか、大学3年生への出願資格も拡大する。

教育行政 教育委員会
2025年度 第1次選考試験実施日および出願資格の拡大について
  • 2025年度 第1次選考試験実施日および出願資格の拡大について
  • 令和6年度兵庫県公立学校 教員採用候補者選考試験(追加募集)実施要項

 兵庫県教育委員会は2023年11月30日、2025年度(令和7年度)公立学校教員採用候補者選考の試験実施日および出願資格の拡大について公表した。選考試験開始日の早期化に伴い、最終合否結果発表も1週間程度早めるほか、大学3年生への出願資格も拡大する。

 文部科学省が提示した公立学校教員採用試験の早期化・複数回実施などについての方向性を踏まえ、2025年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の第1次選考試験「集団面接試験」を2024年6月15日に実施。筆記試験は7月21日に行う。選考試験開始日の早期化に伴い、最終合否結果発表も1週間程度早める。なお、 試験場・受付時間などは後日公表する。

 また、出願する区分・教科または職の普通免許状を2026年(令和8年)3月31日までに取得できる「大学3年生等」に出願資格を与え、第1次選考試験(集団面接試験および筆記試験)の受験を可能とする。第1次選考試験の合格者は、次年度実施の第1次選考試験を免除とし、第2次選考試験(模擬授業・個人面接試験、実験実技試験)のみを受験する。なお、「大学3年生等」とは、大学または大学院の最終年次の1年前の年次をいう(科目等履修生は含まない)。そのほかの変更点については、決定次第公表する。

 さらに、2024年度(令和6年度)兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験(追加募集)の応募状況を公表。 10月13日~11月6日に、高等学校工業(機械、電気・電子)の8人を追加募集していた。応募状況をみると、工業(機械)9人、工業(電気・電子)7人の計16人が応募。選考試験は、12月9日に筆記試験と模擬授業、個人面接試験、実技試験を実施する。結果は12月22日に発表する。選考試験合格者は、2024年度兵庫県公立学校教員採用候補者として名簿に登載される。なお、教員採用候補者名簿への登載は、採用を約束するものではなく、教員採用の必要が生じた場合、順次この名簿の中から採用する。

《田中志実》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top