文部科学省は2023年11月24日、2023年度第1回「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」を開催する。当日のようすはYouTubeで配信。傍聴希望者は11月21日正午まで傍聴登録フォームより申し込む。
児童生徒の自殺予防に係る取組みは、自殺対策基本法（2006年法律第85号）などに基づき、国や学校において積極的に進められている。しかしながら、警察庁・厚生労働省の自殺統計によると、2022年の児童生徒の自殺者数は514人と過去最多を記録。2023年の児童生徒の自殺者数は、1月から5月までの暫定値で164人（2022年同期間190人）という憂慮すべき状況にある。
児童生徒の自殺予防においては、児童生徒のSOSを早期に把握し、適切な支援につなげることが重要であることから、文部科学省では「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」を設け、毎年議論を重ねている。
2023年度第1回となる「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」の議題は、児童生徒の自殺の状況および直近の国の取組みのほか、これまでの学校における自殺予防の取組みなどについて。
当日の会議の模様はYouTubeで配信。傍聴希望者は11月21日正午まで傍聴登録フォームより申し込む。傍聴用のYouTube配信URLと配布資料は、会議当日までにメールで送付する。
◆2023年度第1回児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議
日時：2023年11月24日（金）10:00～12:00
場所：Web会議（YouTube配信）
傍聴締切：2023年11月21日（火）12:00
申込方法：傍聴登録フォームより登録
