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福島県教委、県立学校の任期付職員を募集

 福島県は、2024年度(令和6年度)県立学校の任期付職員の募集を公表した。3年以内の期間に育児休業または配偶者同行休業を取得する職員の代替職員として勤務する。高等学校の任期付職員の締切りは、2024年1月5日(消印有効)。

教育行政 教育委員会
福島県立学校任期付職員採用候補者選考試験実施要項
  • 福島県立学校任期付職員採用候補者選考試験実施要項
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 福島県は、2024年度(令和6年度)県立学校の任期付職員の募集を公表した。3年以内の期間に育児休業または配偶者同行休業を取得する職員の代替職員として勤務する。高等学校の任期付職員の締切りは、2024年1月5日(消印有効)。

 県立学校の任期付職員は、県立中学校、県立高等学校、県立特別支援学校の県立学校において、3年以内の期間に育児休業または配偶者同行休業を取得する職員の代替職員として勤務する職員。

 採用されると1回の任期は、職員の育児休業または配偶者同行休業の取得期間の範囲内とし、職員の育児休業または配偶者同行休業の取得状況により、任期が変更される場合がある。最長期間は3年となる。

 募集職種や校種などは、県立中学校・高等学校・特別支援学校の常勤講師・養護助教諭(いずれも任期付)が教育職員免許法に規定する各相当の教諭免許状を有する人、もしくは2024年3月31日までに取得見込みの人。県立学校(高等学校・特別支援学校)の実習助手、または寄宿舎指導員(いずれも任期付)。

 応募資格は、「常勤講師(任期付)および養護助教諭(任期付)については、教育職員免許法に規定する各相当の教諭免許状を有する」「実習助手(任期付)および寄宿舎指導員(任期付)については、高等学校卒業以上(卒業見込み)の学歴を有する、またはこれと同等の学力があると認められる」「地方公務員法第16条および学校教育法第9条の欠格条項に該当しない」「福島県の公立学校における再任用制度に該当しない」のすべてを満たすこと。

 勤務時間は、週あたり38時間45分(1日7時間45分)。基本給与は、常勤講師・養護助教諭・実習助手・寄宿舎指導員で、4年制大学卒業の場合が月額21万円程度、短大卒の場合が19万円程度、高校卒の場合が17万円程度。前歴の職務内容や期間を加味して初任給を決定する。なお、昇給前1年間の勤務成績に応じて昇給する。一定の要件を満たす場合、期末手当、勤勉手当、扶養手当、住居手当、通勤手当、退職手当などが支給。休暇は、年次有給休暇(採用月数に応じて付与)、病気休暇、特別休暇(忌引休暇、夏季休暇など)。

 申込みは、必要書類を県立中学校・高等学校へ応募する場合は「福島県教育庁高校教育課 人事担当」宛、県立特別支援学校へ応募する場合は「福島県教育庁特別支援教育課 人事担当」宛まで郵送にて提出する。応募書類は随時受付けるが、高等学校の任期付職員の受付は、2024年1月5日で一旦締め切り(郵送の場合は1月5日の消印有効)、選考試験を実施する。1月6日以降の応募については、2024年4月以降に選考試験を実施する。

 募集は随時行っており、志願書の確認を行った後、志願者名簿へ登録される。登録されると、書類選考、面接 、小論文(実習助手、寄宿舎指導員の応募者のみ)により別途選考試験を行い、合格者を任期付職員の採用候補者名簿に登載する。採用候補者名簿に登載されると、試験の成績や勤務希望地域などを考慮のうえ、随時育児休業または配偶者同行休業の承認を受けた職員の勤務する学校で採用となる。職員の育児休業などの取得状況により、採用されない場合もある。詳細はWebサイトより確認できる。

《宮内みりる》

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