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AIを使った進路情報の分析・利活用推進に向けて共同研究開発開始

 チエルの子会社であるチエルコミュニケーションブリッジと、言語理解研究所は、AI技術を駆使した進路支援事業のビックデータ利活用推進を目指して共同研究開発を開始した。

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チエルコミュニケーションブリッジと言語理解研究所
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 チエルの子会社であるチエルコミュニケーションブリッジと、言語理解研究所は、AI技術を駆使した進路支援事業のビックデータ利活用推進を目指して共同研究開発を開始した。進路情報の分析、利活用を推進するだけでなく、進路情報の分析データを大学や専門学校そして高校生にとって「価値のあるデータ」として提供していく。

 チエルコミュニケーションブリッジの進路支援事業は、高校生を対象とした進路相談会の企画、運営を長年行ってきた。2021年からは進路相談会のデジタル化に着手。それまでは進路相談会の参加学生が希望の分野・学科・職種を「紙」に記入していた従来の運用を、スマートフォンによる入力へ切り替えたことで、学生の進路に関する指向性をデータベース化することが可能になった。また、大学・専門学校を紹介するポータルサイト「高校生のキモチ。」を立ち上げるなど、既存事業のデジタル化を進めてきた。

 言語理解研究所は、30年以上にわたって拡張された大規模知識と最先端アルゴリズムにより言語理解エンジンで実用性の高い自然言語理解技術やテキストマイニング、対話理解、文章生成・要約などさまざまなソリューション・アーキテクチャを提供してきた。同社のシステムはアンケートや書き込み、SNSから感情を解析する分析システムやビッグデータの自動分類システムなどに利用されている。

 共同研究開発では、チエルコミュニケーションブリッジがこれまで蓄積してきた進路に関わる情報と、言語理解研究所がもつ言語分析のノウハウ・技術をあわせて、進路情報の分析、利活用を推進する。また、進路情報の分析データを大学や専門学校そして高校生にとって「価値のあるデータ」として提供していく。

《編集部》

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