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大阪市、いじめ対策スクールソーシャルワーカー3人募集…8/21まで

 大阪市教育委員会は2023年8月21日まで、総務部総務課いじめ対策スクールソーシャルワーカー(会計年度任用職員)を3人募集する。任用期間は10月1日から2024年3月31日まで。

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いじめ対策スクールソーシャルワーカー(会計年度任用職員)を募集
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 大阪市教育委員会は2023年8月21日まで、総務部総務課いじめ対策スクールソーシャルワーカー(会計年度任用職員)を3人募集する。任用期間は10月1日から2024年3月31日まで。

 業務内容は、いじめ事案に関する事実関係の整理と分析、いじめの「重大事態」の調査に関する連絡調整、いじめなどの被害児童生徒およびその保護者の支援に向けた連絡調整。そのほか、付随する業務。勤務場所は、大阪市教育委員会事務局総務部総務課(大阪市役所3階)。

 募集人数は3人。応募資格は、社会福祉士または精神保健福祉士の資格を有する、社会福祉主事任用資格または社会福祉士受験資格を有する、児童福祉司としての実務経験を有する、臨床心理士または公認心理師の資格を有する人など。

 任用期間は、10月1日から2024年3月31日まで。勤務実績に応じて再度任用される場合があり、2回まで最長2年6か月。勤務時間は、午前10時から午後4時45分(うち休憩45分)。勤務日数は、週5日30時間、週4日24時間、週3日18時間のいずれか。休日は、土曜日、日曜日、国民の祝日に関する法律に規定する休日、年末年始(12月29日から翌年1月3日までの期間)、月曜日から金曜日までのうち勤務日以外。

 報酬は、週5日30時間で月額39万8,692円、週4日24時間は月額31万8,884円、週3日18時間は月額23万9,192円。期末手当は、1年目は1回あたり0.7875か月分だが、再度の任用がされた場合、2年目以降は1回あたり1.05か月分となる。勤務時間により、年次休暇や特別休暇も付与される。

 応募方法は、実務経験を踏まえて800字程度の小論文を作成して提出する。テーマは「いじめの被害にあった児童生徒もしくはその保護者が学校の対応に不満を抱いている場合、被害児童生徒もしくはその保護者に寄り添い、できる限り意向に沿った対応を行うことを念頭に置いたうえで、学校とどのようなやり取りができるのか」。具体例を用いながらまとめる。提出書類は小論文のほか、大阪市教育委員会会計年度任用職員採用申込書や申立書など。大阪市教育委員会事務局総務部総務課まで、送付または持参して申し込む。申込締切は8月21日。持参の場合は同日午後5時30分まで。

 小論文審査の結果は8月25日ころに本人に発送する。小論文に合格した人は、9月4日または9月5日に面接を実施。面接の結果は面接終了後1週間をめどに通知する予定。合格者のほかに、登録合格者名簿を作成する場合があり、登録合格者には面接の結果とともに通知する。登録合格者は、合格者が採用を辞退した場合など、補充採用を行うこととなった場合に採用連絡をするためのものだが、採用を保証するものではない。なお、登録合格の有効期間は、2024年2月29日までとする。募集要項などは、Webサイトに公開している。

《田中志実》

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