Classiは2023年6月26日より、高校向けのAI搭載の「学習トレーニング」に、新たに中学校範囲の問題を追加した。これにより、中高一貫校における、AIによる個別最適な学習を実現するという。
中高一貫校では、一般的に学習進度が速い。そのため、授業のペースに付いていけない生徒は理解が追いつかないまま次の学習に進み、学習内容が積み上がりにくくなる傾向にある。また、高校受験がないことにより「中だるみ」が発生しやすいことが、課題の1つとしてあげられている。
こうした状況を打開するために、生徒への個別指導や補講を実施する学校もあるが、同時に先生の負担増加が問題視されている。
Classiは、このような課題解決を目指し、2023年6月にリリースした高校向けのAI搭載の「学習トレーニング」に、新たに中学校範囲の問題を追加した。
「学習トレーニング」の「生徒自主学習機能」では、生徒自身が目標設定を行い、ベネッセが行う学力推移調査を受けることで、弱点単元を明確化生徒の自律的な学習をサポートする。「先生課題配信機能」では、生徒各自の習熟度に応じた授業内容の復習ができ、授業進度にあわせた学習定着を目指す。
Classiは、中高一貫校における個別最適な学びを実現し、生徒の自律的な学習をサポートしていくとしている。
