メタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスターは2023年5月17日、シリーズDファーストクローズ・セカンドクローズの合計で52億円の資金調達を実施したことを発表した。
クラスターが掲げるミッションは、「人類の創造力を加速する」。誰もがメタバース上で音楽ライブ、カンファレンス等のイベントを開催できるプラットフォームを展開している。
メタバースプラットフォーム「cluster」では、スマホやPC、VRといった好きなデバイスから数万人が同時に接続することが可能。これにより、大規模なバーチャルイベントの開催による“集まる”熱狂体験を提供してきた。
クラスターは法人向けのイベントも手掛けており、累計動員数は2023年1月時点で2,000万人を突破。メタバースを実現し、新しいエンタメと熱狂体験を提供し続けている。
シリーズDでは、スパークス・アセット・マネジメントをリード投資家とし、SBIインベストメント、オリックス、KDDI Open Innovation Fund 3号、スカイランドベンチャーズ、三井住友信託銀行、NOBUNAGAキャピタルビレッジを引受先としている。クラスターはこれまで14億円の資金調達を実施しており、今回の調達により累計調達額は66億円となる。
今後は、海外展開、法人の顧客とクリエイターがclusterを活用できるサービスを展開する子会社の設立、教育分野への進出等、さらなる事業拡大に向けてプロダクト開発やマーケティング強化を図っていくとしている。