埼玉栄中学・高校や花咲徳栄高校等を運営する佐藤栄学園とNTT東日本は2023年4月24日、最新テクノロジーを用いた次世代教育協創の連携協定を結んだ。社会課題を解決する力を養う探究的な学習や、教育DXによる教育環境の改善等に連携して取り組んでいく。
近年の変化の激しい社会に対応し、これからの時代を支えるために、自己の生き方を考えていく「探究的な学習」が重要な役割を果たすと考えられている。そこで、児童生徒の個性や可能性を育て、先進的・探究的な学習を実践している学校現場と教育ノウハウ等をもつ「佐藤栄学園」と、“地域のミライを支えるソーシャルイノベーション企業”を掲げ、地域課題解決ノウハウとICTを活用した最新テクノロジーをもつ「NTT東日本」が連携協定を締結。社会課題に着目した探究的な学びを実現し、未来を支える「生きる力」を育む次世代教育モデルの協創を目指すという。
具体的には、睡眠の質を可視化するスリープテックによる「眠育DX」を通じて、子供たちの健やかな礎(頭・心・身体)を築き、将来的にも維持できる力を養うための睡眠に関する学びの協創や、スポーツテックによりデータに基づいた効率的な指導法や個別最適化されたトレーニングを実現できる「部活動DX」、最新テクノロジーによる未来の農業の姿を「探究する学び」等を検討しているとのこと。
佐藤栄学園とNTT東日本は、両者の強みを生かした連携によって、未来を支える次世代教育モデルを協創し、新たな学びによる地域の価値創造の推進に向けて貢献していくとした。