テクノホライゾンは2023年4月12日、 学校・教育機関向け一体型電子黒板「xSync Board(バイシンクボード)」を5月に発売することを発表した。双方向コミュニケーションの活性化で新たなコラボレーションを創出する。オープン価格。
xSync Boardの2023年度スタンダードモデルは、映す・書く・保存する・共有するという基本的な4つの機能を1台に集約し、新たに最大9画面分割表示できる画面ミラーリング機能と次世代のネットワーク環境に対応するWi-Fi6を搭載。教室や特別教室はもちろん、アクティブ・ラーニングルーム等でも活用できる。
書画カメラはUSBケーブルでつなぐだけで連動。教科書だけではなく、玉止めやミシンの使い方といった手元の操作を見せたいときもワンタッチで切り替えができ、授業の流れを止めない指導を実現。生徒も自分のノートをカメラで撮って、すぐ画面に投影できる他、取り込んだ生徒のノートや画面は分割表示し比較して話し合うことで、協働学習をスムーズに行えるという。
また、「書く」「消す」「拡大」等、授業で良く使う基本機能は、外部のボタン「イージーコントローラー」を使って操作可能。メニュー画面が表示されて画面の一部が隠れてしまうことなく、映している画面に直接、書き込みができる。
学校・教育機関向けのホワイトボード背景や教科ごとに用意されたエルモオリジナルの専用素材集の活用も可能。災害発生時には避難所としての役割を果たすことも多い学校施設に対応し、オプション製品としてTVチューナーも用意されているという。
使い勝手のよさ、教育現場で求められる機能を搭載した「2023年スタンダードモデル」は、55型~86型までの豊富なラインアップを展開。価格はオープン価格。2023年5月から出荷開始予定。