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さいたま市「アシスタントティーチャー」教員志望の大学生募集

 さいたま市教育委員会は2023年4月より、市立小・中・中等教育・特別支援学校等において活動する、教員志望の大学生による学習支援ボランティア(アシスタントティーチャー)を募集する。申込みは応募票を郵送または持参で提出する。2024年1月締切。

教育行政 教育委員会

 さいたま市教育委員会は2023年4月より、市立小・中・中等教育・特別支援学校等において活動する、教員志望の大学生による学習支援ボランティア(アシスタントティーチャー)を募集する。申込みは応募票を郵送または持参で提出する。2024年1月締切。

 さいたま市は、「さいたま教育コラボレーション構想」を掲げ、市の教育の充実・発展を図ることを目的に、連携大学と相互に協力。教員の養成や資質・能力の向上および子供たちへの教育環境整備に向けた実践的な研究や活動を行っている。

 今回募集するアシスタントティーチャーは、さいたま市立小・中学校等において活動する大学生による学習支援ボランティアのこと。活動は市立小・中・中等教育・特別支援学校等のうち、指定された学校において、授業や教育相談、実験・実習、部活動、ICT活用等、市教育委員会事務局が必要と認めた学習指導に係る補助を行う。大学2年生の場合は「学習指導(各教科等の授業)の補助」のみに活動内容が限定される。

 おもな目的は、「さいたま市の小中学校等の子供たちの学習をさらに充実したものにする」「大学生が実践的な力を身に付ける」の2点。大学生にとっても「普段の学校のようすを見ることができる」「学校現場の最新の情報を得ることができる」等、メリットも多いという。

 過去にアシスタントティーチャーが配属された学校からは、「ひとりひとりに目をかけ、手をかけてもらい助かった」「学生の積極的な姿勢が刺激になった」「クラスが明るくなった」等、好評価を得ているという。

 対象は、教職を目指す大学2~4年生または大学院生のうち、原則10日以上かつ30時間以上活動でき、インターンシップ・教職資格活動等賠償責任保険(インターン賠償保険)に加入している学生。活動は2023年5月下旬~2024年3月中旬の期間を予定している。

 応募期間は2023年4月~2024年1月。応募票をさいたま市教育委員会事務局学校教育部指導1課まで郵送または持参する。ただし浦和大学、共栄大学、聖学院大学、文教大学の学生は大学の担当課へ応募する。面接日時は、応募受付後に電話で通知される。

 さいたま市のWebサイトでは募集要項や応募票の他、アシスタントティーチャーの活動に関する説明動画も公開している。

◆2023年度(令和5年度)さいたま市アシスタントティーチャー募集
応募期間:2023年4月~2024年1月
応募資格:(1)(2)の双方を満たす人
(1)教職を目指す大学2~4年生および大学院生
(2)原則10日以上かつ30時間以上活動でき、インターンシップ・教職資格活動等賠償責任保険(インターン賠償保険)に加入している学生
活動場所:さいたま市立小・中・中等教育・特別支援学校等のうち、さいたま市教育委員会事務局が指定する学校
活動時期:2023年5月下旬~2024年3月中旬
面接等:応募受付後、面接日時を電話通知
申込方法:応募票を郵送または持参
※浦和大学、共栄大学、聖学院大学、文教大学の学生は大学の担当課へ応募

《川端珠紀》

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