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東京理科大学、マーケティングコンサル企業と連携協定…データ活用人材育成で

 エイトハンドレッドと東京理科大学データサイエンスセンターは2023年4月10日、データサイエンスの研究開発分野で連携協定を締結したことを公表した。マクロミルが保有するマーケティングデータの提供により、実社会で活躍するデータサイエンティストの育成を目指すという。

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(写真左から)東京理科大学データサイエンスセンター副センター長の村田貴司氏、東京理科大学データサイエンスセンターセンター長の矢部博氏、マクロミル代表執行役社長グローバルCEOの佐々木徹氏、エイトハンドレッド代表取締役社長の大畑翔柄氏
  • (写真左から)東京理科大学データサイエンスセンター副センター長の村田貴司氏、東京理科大学データサイエンスセンターセンター長の矢部博氏、マクロミル代表執行役社長グローバルCEOの佐々木徹氏、エイトハンドレッド代表取締役社長の大畑翔柄氏
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 エイトハンドレッドと東京理科大学データサイエンスセンターは2023年4月10日、データサイエンスの研究開発分野で連携協定を締結したことを公表した。マクロミルが保有するマーケティングデータの提供により、実社会で活躍するデータサイエンティストの育成を目指すという。

 エイトハンドレッドはマクロミルの連結子会社で、マーケティングに特化したコンサルティング業務を営んでいる。今回、データサイエンティスト育成に向け、東京理科大学データサイエンスセンターと産学連携協定を締結した。

 協定の内容は、データサイエンス分野の人材育成・教育開発として、エイトハンドレッドのアナリスト、データサイエンティスト、データエンジニアによるデータ利活用の実務講義の実施。また、マクロミルの提供データによるデータサイエンス共同研究として、マクロミルが保有する多種多様なデータの提供による共同研究を実施する。人材交流では、エイトハンドレッドから東京理科大学データサイエンスセンターへの社員派遣、東京理科大学データサイエンスセンターからの学生のインターンシップ受入れを行う。

 エイトハンドレッド代表取締役社長の大畑翔柄氏は、個人的に、データや分析により社会や企業の課題を解決したいという思いを学生時代より長年もち続けてきたという。実際のビジネス現場でデータサイエンスがどのように活用されているか、学生に体験できる機会を提供することで、大学や関係者に恩返しができればと考えており、連携協定を通じてデータサイエンス領域のみならず、ビジネス、大学教育の発展に貢献できることを切に願っているとコメントしている。

《いろは》

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