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関大等3大学共催「データサイエンス・アイデアコンテスト」

 関西・中央・法政の3大学は2023年4月4日、学生参画型の「データサイエンス・アイデアコンテスト」をマイナビ協賛により開催することを発表した。3大学の学部生および併設・附属・付属校高校生が対象。エントリー締切は8月25日。最終選考会は10月29日に行われる。

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関西大学・中央大学・法政大学共催「データサイエンス・アイデアコンテスト」マイナビ協賛
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 関西・中央・法政の3大学は2023年4月4日、学生参画型の「データサイエンス・アイデアコンテスト」をマイナビ協賛により開催することを発表した。3大学の学部生および併設・附属・付属校高校生が対象。エントリー締切は8月25日。最終選考会は10月29日に行われる。

 社会全体のデジタル化や企業・産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進展する中、それらを担うデジタル人材の育成が求められている。政府の「AI戦略」(2019年6月)では、文理を問わず数理・データサイエンス・AIを学ぶことに加え、大学・高等専門学校の卒業生年間約50万人全員が初級レベルを、そのうち25万人が専門分野への応用基礎力を習得することを目標に掲げている。

 また、日本経済団体連合会の提言「新しい時代に対応した大学教育改革の推進‐主体的な学修を通じた多様な人材の育成に向けて‐」 (2022年1月)では、経済界が期待する大学教育改革のうち、今後重視すべき教育内容の1つに、リテラシーとしての数理・データサイエンス・AI教育があげられている。

 このような背景を受け、関西・中央・法政の3大学は社会的要請に応えるためコンテスト開催を決定。数理・データサイエンス・AIを学ぶ学生の学修意欲向上と、大学間の学生交流の促進および社会連携の深耕を目指すという。なお、テーマ(課題)につながるアイデアの提供や賞の設定等はマイナビが行う。

 テーマは、(1)「『いつでもどこでも生き生きと働くことができる社会』を実現するには」、(2)「『地方に移住し、地域で働くライフスタイル』を日本に広げるには」、(3)「(1)と(2)を実現する『仕事選びの方法』は」の3つ。いずれも、社会課題「労働力人口減少」についてデータに基づくアイデアを募集する。

 対象は3大学の学部生および併設・附属・付属校高校生で個人・グループは問わない。エントリーシートの提出は2023年8月25日までWebサイトで受け付ける。一次選考は各大学で実施。最終選考会は10月29日、法政大学 市ケ谷キャンパスにて行われる。最優秀賞・優秀賞・アイデア賞等の各賞の入賞者(チーム)には、賞状ならびに賞金が贈られるという。

《川端珠紀》

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