日本標準は、通知表を廃止した神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校の取組みを紹介する書籍「通知表をやめた。茅ヶ崎市立香川小学校の1000日」を発刊した。サイズは四六判、201ページ。定価1,980円(税込)。
2022年4月に共同通信が配信、全国25紙で取り上げられ大きな反響を呼んだ、通知表を廃止した神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校の1,000日におよぶ挑戦の記録。
この記事が配信されるやいなや、ネット上では賛否両論が沸き起こり、肯定する意見と同時に「教師が楽をしている」「競争社会なのに甘い」といった反発も多かったという。
「なぜ、香川小学校は通知表をやめたのか」「通知表はなくてもいいのか」「保護者の反応は」「子供たちは変わったのか」。共同通信の記者が丁寧に取材を積み重ねた記録、そして教師たちの率直な声から、これらの疑問への答えがみえてくるという。
内容は、第1章「通知表をやめた香川小学校のあゆみ」、第2章「通知表をやめたら何が変わったのだろう」、第3章「通知表のもつ功罪と向き合った小学校」で構成している。
子供たちの成長のために、その姿を保護者へ伝えるために、教師たちは「学校の当たり前」とどう格闘してきたのか。そして、この取組みの教育的な価値について、教育関係者のみならず「通知表をもらっていた」すべての人に読んでほしいとしている。
◆通知表をやめた。茅ヶ崎市立香川小学校の1000日
発売:2023年3月
ISBN:978-4-8208-0740-7
規格:四六判 201ページ
定価:1,980円(税込)