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SSIシンポ「誰一人取り残さない」未来の社会3/18

 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)と日本OECD共同研究は2023年3月18日、第5回SSIシンポジウム「私たちの創る『誰一人取り残さない』未来の社会」をオンライン開催する。定員500名。参加費無料。

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第5回SSIシンポジウム「私たちの創る『誰一人取り残さない』未来の社会」
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 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)と日本OECD共同研究は2023年3月18日、第5回SSIシンポジウム「私たちの創る『誰一人取り残さない』未来の社会」をオンライン開催する。定員500名。参加費無料。

 SDGsが目指す「誰一人取り残さない」社会。また、すべての人々の生(生命・生活・人生)が生き生きとWell-beingであるような社会。そうした未来社会を構想し、これから構築していくためには、未来の社会を実際に担う「当事者」である子供たちがその構想・構築の過程に参加していることが根本的にかつ極めて重要だという。

 第5回SSIシンポジウム「私たちの創る『誰一人取り残さない』未来の社会」は、3月18日と21日の2回開催。1回目となるプログラムIの開催は3月18日午後4時から。テーマは「私たちが取り組むSDGs ―日本から世界へ―」。

 シンポジウムでは、2023年にG7(7か国の政府代表の会議)、G-Science学術会議(7か国の学界代表の会議)が日本で開催されるのを機に、日本の高校生・中学生が、自分たちが実践している、または構想しているSDGsの試みを世界に向けて発表し、よりよい未来の社会を構想・構築するために現行の社会問題にどう取り組めば良いかを海外の高校生と議論する。

 取組発表者は、熊本県立水俣高等学校、盈進中学高等学校、大阪府立堺工科高等学校(定時制の課程)、大阪府立福井高等学校、東京都立立川学園、開智未来中学高等学校、群馬県立前橋東高等学校、福島県相馬市立中村第二中学校、大阪府東大阪市立上小阪中学校。

 コメンテーターは、大阪大学SSIの伊藤武志氏、OECD教育スキル局の田熊美保氏、日本学術会議 排除・包摂と教育分科会、筑波大学の浜田博文氏、UNESCO教育局EDS課の日下高徳氏。なお、シンポジウム当日は日英同時通訳、手話通訳がある。

 3月21日午後に開催予定のプログラムII「私たちが創りたい未来の社会 ―大人たちに提言―」では、G-Science学術会議共同声明のテーマと関連して、A「気候変動とその危機への対応(環境問題・環境教育)」、B「健康(特に高齢者)(健康とWell-being)」、C「海洋と生物多様性(環境問題・環境教育)」のテーマでワークショップを開催。ワークショップは英語で実施され、大阪、広島、埼玉、東京、海外の高校生が参加する。リアルタイムの一般公開はないが、概要は各種報告書とプレスにて発表されるという。

 参加申込みは、Webサイトの専用フォームから。

◆第5回SSIシンポジウム「私たちの創る『誰一人取り残さない』未来の社会」
<プログラムI「私たちが取り組むSDGs ―日本から世界へ―」>
日時:2023年3月18日(土)16:00~19:00
会場:オンライン
定員:500名
参加費:無料
申込方法:Webサイトの専用フォームより申し込む

<プログラムII「私たちが創りたい未来の社会 ―大人たちに提言―」>
日時:2023年3月21日(火)午後
※一般公開なし、概要は各種報告書とプレスにて発表する

《いろは》

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