文京学院大学と香川栄養学園 女子栄養大学は2023年2月17日、新たな大学教育・研究のモデルケースを構築することを目的に包括連携協定を締結した。調印式では栄養学とのコラボで新たな分野に挑む両大学の学長が今後の具体的な取組み等について対談を行った。
両大学は共に昭和時代から「女性の社会進出」を目指し、異なる領域で「実践・実務型」の教育を推進し、社会ニーズにあった大学教育を牽引してきた。しかし、予測が困難なこれからの社会では大学の役割も変わっていく。
そこで、今回の連携では、異系列の2大学が教育・研究におけるそれぞれの長所を共有し、弱点を克服して、新たな大学教育・研究のモデルケースを構築することを目指す。協定締結に際し、両大学学長は文京学院大学本郷キャンパスで「栄養学とのコラボレーションで新たな教育・研究分野に挑む」と題した対談を行った。
文京学院大学の櫻井学長は、実践型異系列大学の連携について「女子栄養大学の柱である『栄養学』という学問領域と『食と健康』による人の幸せへの貢献という姿勢は、本学の建学の精神に紐づくイズムや学問領域と親和性が高いものと考えています」と語る。女子栄養大学のWebサイトでは、大学教育への想いと具体的な取組み等、両大学長の対談内容が公開されている。
