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らっこたん「全国統一タイピングスキル調査」自治体募集

 教育ネットとミラボは、共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第2回全国統一タイピングスキル調査」の実施を決定し、調査に協力可能な自治体の募集を開始した。調査期間は2022年12月~2023年3月末日まで。

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 教育ネットとミラボは、共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第2回全国統一タイピングスキル調査」の実施を決定し、調査に協力可能な自治体の募集を開始した。調査期間は2022年12月~2023年3月末日まで。

 「らっこたん」は、タイピングスキルや情報モラルの基礎知識だけでなく、身近な情報を活用する場面を疑似体験しながら、情報活用能力を身に付けることができるクラウド型デジタル教材。特に、タイピングスキルはAI技術を活用し、個人の習得度にあわせて効率的にスキルを習得できるようになっている。

 同調査の目的は、全国の小中学生を対象にタイピングスキル調査を実施し、自治体・学校単位で子供たちのタイピングスキルを可視化することで、より活発な端末の活用に必要なスキルの習得を促すこと。自治体・学校・受検した児童生徒は、グラフ化されたデータを確認することができ、詳細データは後日、自治体・学校へレポート形式でフィードバックされる。

 第1回の調査は2022年6月から9月に実施され、日本全国の児童生徒1万人が参加。学年別の1分間あたりの正しい入力文字数等の統計結果を得ることができた。文部科学省が2015年に実施した情報活用能力調査と比較すると、1分間のキータイピング入力の平均速度が小学5年生で5.9文字から49文字、中学校2年生で平均17.4文字から60文字と大幅に増えていることが明らかになった。

 この結果について、自治体からは「漠然とスキル状況をイメージはしていたが、グラフになることで納得感が違う」「今後どのように変化していくのか興味がある」等の声が聞かれた。

 同調査は第2回からの参加も可能で、第1回に引き続き参加した場合は、前回調査結果との比較レポートも返却されるため、スキルの推移を知ることができる。第2回全国統一タイピングスキル調査の詳細についての確認、申込みはWebサイトから行う。

◆第2回全国統一タイピングスキル調査
調査期間:2022年12月~2023年3月31日
対象:全国の小中学生
実施の流れ:
1.申込み
2.タイピング調査実施日決定
3.自治体内の全小中学校で実施
4.後日、2種類のレポート形式の結果をフィードバック
※システム内通常画面に「地域全体」「学校別」「学年別」/全体比


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