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チクマ「LGBTQ学校教育」服育セミナー12/3

 チクマは、「LGBTQ」をテーマにした服育セミナー「LGBTQの存在を認識した上での学校教育」を開催する。日時は2022年12月3日午後1時30分~午後4時。学校・教育関係者が対象。参加費無料。

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LGBTQの存在を認識した上での学校教育
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 チクマは、「LGBTQ」をテーマにした服育セミナー「LGBTQの存在を認識した上での学校教育」を開催する。日時は2022年12月3日午後1時30分~午後4時。学校・教育関係者が対象。参加費無料。

 衣服を通して豊かな心を育む「服育」を提唱するチクマは、LGBTQに関する研究や教職員向け資料作成等に多数関わっている宝塚大学看護学部の日高庸晴氏を講師に迎え、「LGBTQの存在を認識した上での学校教育」と題したセミナーを兵庫県神戸市にて開催する。

 人口の5~8%は存在すると推定されているLGBTQ。文部科学省は教員に対し、LGBTQへの理解を求めるよう2015年より周知を図っている。

 日高庸晴氏は、1990年代後半からのHIV感染拡大とその流行に合わせ、ゲイ・バイセクシャル男性を対象にした行動疫学調査を継続実施してきた。2016年には約1万5千人、2019年には約1万1千人のLGBTQを対象にした全国インターネット調査では、LGBTQの当事者はいじめ被害・不登校・自傷行為経験率が他より高率であることが明らかになった。

 また、日高庸晴氏が2019年度に実施した全国36自治体の約2万2千人の教員を対象にした調査では、授業の必要性を認識する教員が大半である一方、実際に授業実践をしている教員はわずかであることがわかった。

 今回のセミナーでは、日高庸晴氏が蓄積してきた実証データをもとに「LGBTQの存在を認識した上での学校教育」について学ぶ。また、教育映像「LGBTsの子供の命を守る学校の取組み 危機管理としての授業の必要性」のDVDを上映。視聴を通して、当該集団の現状と課題について衣服の果たす役割も交えながら、教育関係者とともに考える機会とする。セミナーの終わりには、質疑応答の時間も設けられる。

 詳細情報の確認と申込みは、Webサイトより行う。

◆LGBTQの存在を認識した上での学校教育
日時:2022年12月3日(土)13:30~16:00 開場13:00
場所:兵庫県学校厚生会館
対象:学校・教育関係者
参加費:無料
申込み方法:Webサイトより申し込む(先着順受付、定員に達し次第締め切る)


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