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教師の一体的改革推進事業、2次公募11/29締切

 文部科学省は2022年11月8日、2022年度(令和4年度)教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業の2次公募を開始した。2次公募では「多様な人材の活用」等の2テーマについて公募を実施。企画提案書の提出締切は11月29日午後5時。

教育行政 文部科学省
令和4年度教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業の2次公募について
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 文部科学省は2022年11月8日、2022年度(令和4年度)教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業の2次公募を開始した。2次公募では「多様な人材の活用」等の2テーマについて公募を実施。企画提案書の提出締切は11月29日午後5時。

 教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業は、教師が自ら学び続ける強い意志を備え、これらの資質能力を教職生涯にわたって向上させていくことができるよう、大学、教育委員会、民間教育事業者等へ委託を行い、教師の養成・採用・研修を通じた一体的な改革を推進する取組み。

 事業が掲げる5つのテーマのうち、今回の2次公募ではテーマ3「多様な人材の活用や教員採用等に関する近年の課題への対応」、テーマ5「時代の変化等に応じて必要な教師の資質能力の育成に資する効果的な研修等に関する研究」の2つについて公募する。

 委託対象は、都道府県または市町村(特別区を含む)の教育委員会、幼稚園・幼保連携型認定こども園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校・大学を設置する法人等。委託期間は、委託契約の締結日から2023年3月31日までの間で委託事業の実施に必要な期間。

 2022年度の事業全体の予算総額は3,550万円程度。内訳の目安は、テーマ3・テーマ5ともに、採択件数2件で700万円程度(1件あたり350万円程度)。

 公募参加を希望する場合は、11月29日午後5時までに企画提案書をメールで提出する。提出締切日当日に提出する場合は、公募要領に従い電話連絡が必要。提出締切後は、審査委員会における書類審査により12月中に申請事業を選定し、選定結果を通知予定。順次、契約を締結する。公募要領等の詳細は、文部科学省Webサイトから確認できる。

◆2022年度「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」2次公募
公募期間:2022年11月8日(火)~29日(火)17:00
公募テーマ:
(1)新たな社会に求められる資質能力を有する教師の養成に資する先導的な教職科目の開発
(2)英語教師を目指す学生を対象とした海外留学を含む教員養成プログラムの開発
(3)多様な人材の活用や教員採用等に関する近年の課題への対応
(4)児童生徒性暴力等の防止等に関する理解を深めるための手法の開発に関する研究
(5)時代の変化等に応じて必要な教師の資質能力の育成に資する効果的な研修等に関する研究
※2次公募ではテーマ3、5について公募を行う
委託期間:委託契約の締結日から2023年3月31日までの間で委託事業の実施に必要な期間
申請方法:企画提案書をメールで提出
※提出締切日当日に提出する場合は、公募要領に従い電話連絡をすること


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《畑山望》

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