独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は7月11日、「ゼロトラスト移行のすゝめ」を公開した。
ゼロトラストを自組織に実装する際は、様々な課題に直面することが予想される。ゼロトラストは具体的なソリューションを指しているわけではなく、ベンダーへの導⼊依頼は実現できない。また、ゼロトラスト移行の効果を最大限発揮するためには、ゼロトラストに対する担当者の理解が不可欠となっている。
IPAが公表した本書では、ゼロトラスト移行を検討する組織の担当者に向けて、ゼロトラストの概念を自組織に実装する際に必要となる検討の流れや、得られるメリット、ソリューションの導入順序とその際のポイントをまとめている。
本書はPDF42ページで構成され、IPAのサイトからダウンロードできる。構成は下記の通り。
第1章:はじめに
1.1. ゼロトラストとは
1.2. ゼロトラスト構成への移行に関する実態調査から見えること
1.3. 本書の目的
第2章:ゼロトラスト構成への移行
2.1. ゼロトラスト構成へ移行検討中の組織に必要なマインド
2.2. ゼロトラスト移行の進め方
2.3. プロジェクトの推進体制
第3章:まとめ