東京都教育庁は2021年12月23日、同庁において、65件のメールアドレスを漏えいする事故が発生したことを発表。現在のところ苦情や二次被害の報告は受けていないという。 事故の経緯としては、12月22日午後3時14分に、都内登録博物館・登録博物館相当施設の担当者宛てメールを送信した際、メールアドレスを誤って宛先欄に入力して一斉送信。午後3時33分に、メールを受信した団体から、宛先がBCCとなっていないとの指摘メールを受信し、誤送信が判明した。 送信件数133件のうち、65件のメールアドレスに個人名が含まれていた。事故発生後は、メールの送信取消作業を送信端末により実施。133件すべての宛先に対し、お詫びとメール削除依頼のメールを送信した。 東京都教育庁は今後、職員に対し情報セキュリティ対策の再確認を指示するとともに、外部の複数の宛先に対してメール送信する際は、メールアドレスのBCC欄への入力を、送信前に複数の職員でチェックすることを徹底し、再発防止に努めていくとしている。