文部科学省は2021年12月1日、2022年1月4日以降のすべてのメール送受信において、ファイルを添付する際にはクラウドストレージサービスBoxに添付ファイルを自動保存し、送信先からダウンロードする仕組みを導入することを発表した。 今回の運用変更は、セキュリティ上の観点から疑問視されているパスワード付きZIPファイルの添付により、マルウェアがセキュリティチェックを潜り抜け、感染させる等の事案を踏まえ、セキュリティ強化策として実施するもの。 文部科学省Webサイトでは、文部科学省とメール送受信をする機関等に向けて、Boxへの事前接続確認用のURLを掲載。確認画面が表示されなかった場合、所属する組織等のセキュリティポリシーによりアクセス制御をしている可能性もあるため、組織等のネットワーク管理者等に相談し、制御設定の変更をするよう求めた。